
この梅干し、数年後に再び同所を訪れた時にも買った。其れを少しずつ皆におすそ分けしていると、皆がファンになったが何せ販売所が大阪からは遠い。
数年前、友人が買い出しに行くと言って、急病に倒れ中止になった。何せ往復で450Km程度、しかも多くは一般道の山道。
ただ、南紀の旅、前にも書いたが自分の美味しい好みの本物味が色々有る。しかし、好みの味と言う物は巡り味わってみないと、自分の好みには中々当たらない。其れが”是”と知ってしまえば中々他の物に目もいかない。
本物味、嗜好品、グルメと言う物はその様な物かも知れません。昨日書いたミカンもしかり。確かに南紀ミカンは大阪ミカンと違い流石に美味しい。
何故違うの?と考えた事が有るが、気温の違いも有れば、山斜面の向きもある。大阪と奈良を分ける山、葛城山の大阪側と奈良側でも大きくミカンの味が変わる。
其れが、もっと南下した三重・和歌山に成れば、また違う。日当たりに気温差、土地、土と海風と言う事だろうか?。南紀も広く色々、最近は熊野古道が大きくTVで紹介されるが、有名店のグルメは出て来るが、其れが自分の好みかどうかは食べてみないと分からない。
そんな自分が今回買って来た物は、南高梅本漬け梅干し、ミカン、そして高菜漬け。好物の秋刀魚寿司は何れのお店も定休日で食べる事もお土産にも出来なかった。何れか一軒は開いていると思ったのだが・・・。
高菜漬け、九州の辛子高菜も有名だが、この熊野地方の高菜も有名、何かと言えば「めはりずし」用。土が違うのか高菜が違うのか、味も地方の住み着いた乳酸菌か、違う。
今回も以前と同じ農家の方の漬けた物を買って来た(写真)。おにぎりに巻いて食べるのがこれまた楽しみ。
単なる「おにぎり」に高菜を巻いただけの「めはりずし」だが、大阪で高菜漬けを作り巻いて食べてもこの味は再現出来ないお漬物。そう考えれば、大阪では漬けてもあの本物味にはならない奥飛騨の「赤蕪」と同じかも知れない。一切の添加物無しで、あの味である。何れも単なる赤蕪や高菜の塩漬けなのだが・・・。
自分は、このおにぎりが大阪の如何なる有名店の「寿司」より好み。もっと好きなのが、本物糠漬け漬物のこうこ巻き。
お漬物も日本の奥深い素朴味、その味わいを味わえる一つの場所、南紀。本当に美味しい物が他にも一杯有る。上手くルートを選べば、美味しいがつながる。
体調が万全で体力が有れば、他にも買いたい物、食べたい物が一杯有った。乾物に干し魚、寿司の原点浅いなれ寿司も美味しい。南紀にはミカン以外の柑橘類や味噌・醤油も多い。周囲は海、内部は温泉、美味しい物と観光地が多い紀州南紀、帰阪の道中にも色々な温泉や食べ物が有る。
【南紀(紀伊半島内)で買った事が有る物】
梅干し・梅シロップ・梅酢
ミカン・柑橘類
柚子・柚子酢
手作りゆべし
日本蜂蜜
手作りかきもち(おかき)・あられの焼いた物
木酢液
味噌・醤油・金山寺味噌
米
番茶
干物
秋刀魚寿司
柿の葉寿司
鯖寿司・なれ寿司
まぐろ
鯨
高菜漬け(新・古漬け)
川魚の佃煮
手作り草餅・大福餅
露地野菜
豆腐
胡麻豆腐
うすかわ饅頭
柚もなか
※ 熊野の郷土料理「めはりずし」は、日本古来のファストフード!?:
https://gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_613/
※ めはりずし - Wikipedia:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%81%E3%81%AF%E3%82%8A%E3%81%9A%E3%81%97
・ めはりずし(めはり寿司)は和歌山県と三重県にまたがる熊野地方、および奈良県吉野郡を中心とした吉野地方の郷土料理、高菜の浅漬けの葉でくるんだ弁当用のおにぎり。
(*^‥^*)」 イヨッ
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