掲載:2019年11月01日
20190621-044004.JPG20190621-044406.JPG 2019年に入り以前から続く腰痛、手足の痺れが酷くなる一方、近所のスーパーにも歩いて行くのが難しく成った。

 其処で、人生最後の山歩きと大台ケ原に一人行って来た。

 今年に入り腰痛と手足の痺れ、一向に留まる所を知らない。気力が有っても体が附いて来ない。こうなれば車で有っても移動範囲も狭くなるし、この様にPCのキーボードを両手で打つのも辛い。

 夜には腰痛で目が覚め、是ではいけない。今年に入り少しは動ける内に最後の大台ヶ原に登って置きたいと考え、どうせ登るなら今迄何度登っても見た事の無いダイヤモンド富士を見たいと数ヶ月前にネットで夏至の日付けを調べた。

 例年の夏至の日附けは6月21日若しくは22日の何れか、ネットの夏至検索上に有った大きなサイトに6月21日と有った。そう、多分世界時間と間違って記載されていた(帰宅後見れば人知れず修正されていた(爆))。やはりWiKiで調べるべきだった。本来2019年日本の夏至は6月22日(土)である。

 其の間違いを21日大阪に帰ってから知った(爆)。ただ、知らない方が良かった。間違いを知れば、どうせ間違ったし、この梅雨の時期で今迄もダイアモンド富士は見えた事が無いし、体調も治らず悪いしと行く気が失せたかも知れない。多分行かなかったかも。

 この日と決めた1日間違った夏至の21日、這ってでも行こうと思ったが日の出前30分に自分が大台ヶ原で日の出を見る定位置、三又辻展望台(熊野灘展望台)に行く為には何時間掛かるか、体調から其れが想定出来ないのが問題だった。

 普通の足で45分、それを何時間と考えるか、大台ヶ原ドライブウエイに霧が無いのか、20日の予定もあるので、とりあえず大阪出発を20日午後9時(21時)に決めた。

 高速を使って後、国道169号線、途中霧が無ければ大台ケ原の駐車場まで約3時間、其れから歩いて上手く行けば日の出前30分に三又辻に着く予定で準備した。

 唯でさえ普通に歩けない人間、荷物は極力少なく軽くしたい。足元も軽くしたいと考えリュック持参は中止、靴も三又辻往復のみなので登山靴は止め、ハイキングシューズにした。後から思えばやはり登山シューズ、自分の布製キャラバンシューズの方が歩き易かった様に思えた。

 其れでも一応の山歩き、持ち物は侮ってはいません。リュック代わりのカメラマンベスト、背中にゴアのレインコート上下、朝食のおにぎり3個、前ポケットにお茶500mL2本、簡易椅子、カメラ(Ai20mm、ロタゴン80mm)、磁石、スマホ、ナイフ、手袋、30年来の登山の友LEKIの杖、タオル、大型ゴミ袋、灰皿など単にリュックが無いだけで大台散策の荷物は普通、ジッツオ小型三脚の持参だけは止めた。リュックと三脚が無い分、何時もの散策より3Kg以上は軽量。

 この日の日の出は、

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★ 日出没・正中時刻及び方位角・高度角計算

計算条件
年 月 2019 年 06 月
地点名 < hidegatake >
緯 度 +034 11 00 経 度 +136 06 00
標準時差 +09:00
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月 日 日 出 日 没 日 正 中
h m 方位 h m 方位 h m 高度

6 20 04:44 ( 61) 19:11 (299) 11:57 ( 79)
6 21 04:44 ( 61) 19:11 (299) 11:57 ( 79) 月齢17.7
6 22 04:44 ( 61) 19:11 (299) 11:57 ( 79)

※ 但し、この日の出時間は確か海抜0mからのため、海抜の有る大台ケ原からでは1〜2分早いと思う。大台ケ原山頂からの方位61度が富士山方向、夏至前後数日にダイヤモンド富士が見られる。

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 当日、大阪出発は計画より1時間遅れの20日22時(普通の出発なら24時)、走り慣れた道中、ドライブウエイに霧も無く順調に進み、21日の午前1時半頃に駐車場に着いた。169号線途中で出会った車は2台の対向トラックのみ。21日、午前は晴れ、午後から大台ケ原は豪雨の予想が出ていた。

 準備して直ぐに一路三又辻に。当日の駐車場の車台数は6台程度、この時間に歩き出す方は何方もいない。傘を被った月は見えるが星は見えない。普通の足で45分程度の所を2時間以上掛けて三又辻に無事着いた。腰痛、手足痺れの人間の階段は余計に辛く、3段登っては休憩、腰が痛く平地を歩いていても「痛〜!・痛ててて」の声が何度も出た。

 到着後三又辻展望台が半分乾いていたので、其処にゴミ袋を2枚敷いて少し腰を伸ばした。何時もの通り小鳥が鳴きだしたので時計を見れば4時と少し、天気良ければこの時間の風景が一番綺麗なのだが、遠望は望めず真っ白。この調子ではダイヤモンド富士は見えない。今迄この夏至の日に何度も大台ケ原に来たのだが・・・富士山を見た事が無い。

 一応、簡易椅子に座り直し、日の出の時間を待った。小鳥の鳴き声以外の音は無く、空気は綺麗で気分は爽快、気温19℃、結構温かい。この6月、日の出前の月は自分の後ろに有った。

 この様な所では人間の五感は最高に研ぎ澄まされる。自分の後ろに何かの気配、後ろを振り返れば1名の方が山頂に登って行かれた。その後、木製階段を登られる音がした。日の出時間まで遠望は真っ白、何もすることが無いので、スマホで小鳥の声を録音し、風の音も無く鳥の鳴き声しか聞こえない静寂。

 午前4時40分、61度方向上空に朝焼けが見えた。その下は真っ白(爆)。ま、梅雨の季節の風景です。

 午前4時44分06秒、朝焼けの下の白い雲の中に赤い太陽が見えた。しかし、既に水平線から見た日の出時間、しかも見えたのは太陽の上半分、下半分だと富士山頂上のシルエットが見える可能性も有ったが、上半分では可能性は皆無。人生最後の大台ヶ原、ダイヤモンド富士は見えず終わった。

20190621-044406_cr.jpg20190621-044454-044518.png 少しして山頂に登られた方が降りて来られた。見ればお若い女性お一人だった。聞けば日本百名山めぐりで博多から来られたとのこと。初めての大台ヶ原、しかも深夜の懐中電灯を持っての山歩き、久しくの女性の度胸に驚いた。この大台ヶ原で深夜の女性独り歩きを見たのは是で2人目、男性でも深夜の大台ケ原一人歩きを躊躇する人は多い。しかも、駐車場から三又辻までは殆ど空も見えない。

 この博多からの女性、その後大台ヶ原を一周する予定と歩いていかれた。

 自分は其後、また2時間ほど掛けて駐車場に戻り、ビジターセンター軒下のベンチで少し腰を伸ばし寝た。当日、夜明け後に東大台に入って行かれた方はボランティアの方を除き、男性4名女性1名。また、大きな望遠レンズ(多分800mm)を持った夫婦が山から出て来られたが、何処で撮影されていたかは不明。

 当日、その後の自分の予定は途中の吉野町・中荘温泉(11時〜)に浸かって帰阪の予定、ビジターセンターや土産物店の柿の葉寿司(ゐざさ寿司)を買って食べたりで時間を潰したが足腰は最悪。空気が綺麗な場所ではお腹が空き良く食べる(爆)。

 中荘温泉では腰痛を申告入場、長湯していると受付の方が長時間動きが無い、他の入浴者も少ないのを心配して風呂場まで確認に来られた。此処は吉野町の老人保養センター、この心使い。

 この中荘温泉での先客は男性1名、この男性は入浴後広間で寝て自分が風呂場を出る頃に再び風呂に入られた。

 自分は長時間の入浴後、何時もの通り広間で寝て午後2時大阪に向け出発、途中前も見えず、ワイパーも効かない豪雨、車の事故4件を見てゆっくり帰って来た。

★ 人生最後の大台ヶ原、最近の大台ヶ原で変わった所は、

@ ドライブウエイの全山新しいガードレールが附いていた。なので以前より道が細く成った様に感じる場所が多く成った。
A 最近の鹿は深夜クラクションを鳴らしても全く動じなく成った。ビジターセンターの方と話しても同意見だった。
B 例年の通り、道が崩落し補修中の場所2か所。
C 東大台、携帯が全山通じる様に成っていた(大手3社共らしい)。ビジターセンター横ではフリーWiFiも使える様に成っていた。
D ドライブウエイ中間地点で信号機設置が有った(未稼働)。多分、道路の細い部分の車対抗用信号?。
E 例年の通り、乗用車には危険な大きさの落石は普通に道中央に散乱。今回は1回停車、落石を横に避けた。
F ドライブウエイの道路舗装は以前に増して綺麗だが、車に上下振動を感じる小さな凹凸が多く成った。

★ その他:一般事項:

@ 東大台は駐車場以外トイレは有りません。トイレの近い方は、飲み物にお茶(緑茶・紅茶・コーヒー等)は止め、カフェインの無い水または白湯の方がトイレに行く可能性は絶対に低く成ります。

A 大台ケ原に車で行かれる方、HID(LED)白色ヘッドライトは霧や雨の場合、道がホワイトアウト・ブラックアウトする場合が有ります。走行には本当にご注意下さい。因みに、ラリーカーのヘッドライトは電球色で白色では有りません(ユーチューブのラリーを確認してみて下さい。ヘッドライトは全て電球色です)。自分の車は今迄一度もHIDにせず、白熱球のままにしているのは山道走行のためです。

 現在のフォグランプは単に補助光で白色ですが、本来のフォグランプ色は黄色、レインランプ色は青色です。

B 皆さんの富士山撮影場所の多くは正木峠、自分は大台ケ原・海が見えれば熊野灘を入れる為に以前から三又辻が好み。

※ 大台ヶ原、1年を通じ綺麗な場所ですが、一応1600mからの山で近畿で最多雨量の山です。駐車場まで気軽に車で行ける山ですが、侮ってはいけません。

 では、皆さんも是非、日本百名山大台ケ原に・・・安全に・・・。

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 ・写真1:2019年06月21日04時40分04秒(日の出前)
 ・写真2:2019年06月21日04時44分06秒(日の出時間少し過ぎ)
 ・写真3:写真2の部分カット

★ 写真は、拡大すれば原寸大(4928×3280)で見られます。

★ 上の写真は当日、三又辻展望台(現在の名称:熊野灘展望台?)右端から撮った日の出写真、つまり、三又辻展望台からは何時の時期でもこの少し下の位置に富士山が見えます(二見ヶ浦(夫婦岩)と方位は同じ)。

 富士山の見える確率は、空気の澄んだ10月・11月の夜明け前(30分)に見える可能性が一番大きいです。但し、大台ケ原が晴天でも富士山までの途中が晴天で無いと見られません。今迄の経験上、日本全国晴れで無いと見えたためしは有りません。

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★ 因みに、写真のISO感度はデジタルでもフィルムと同様に数値を上げればノイズは増加します(ISO3200とISO100の写真デジタルノイズの違い)。写真4。

※ 10月・11月の大台ケ原で見られる風景と装備:
 https://m-jun.seesaa.net/article/163379833.html
※ 2014年度版:大台ケ原ハイキング情報・リンク・総集編:
 https://m-jun.seesaa.net/article/395808682.html
※ 大台ケ原(東大台)のコースと三又辻・尾鷲辻:
 https://m-jun.seesaa.net/article/115548605.html
※ 上北山村公式ホームページ | 観光情報:
 http://vill.kamikitayama.nara.jp/kanko/tanoshimu/odaigahara/#c1

   (*^‥^*)」 イヨッ


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