掲載:2018年07月10日
 以前書いた「衰退する温泉街」は岐阜県・下呂温泉への旅に行って感想を書いた。現在、外国人の思考も変わり、ほぼ日本人と同様な場所への旅に様変わりする様相に有る。先日も書いた、外国人が何度も訪れる所に有る様に、何でも・何処でもの時代は既に終わりつつある。

 旅慣れすれば、新しい「”自分の名所”」を探す楽しみも有れば、人の(自分達・外国人も)行かない、自分の考えのみで動く様に成るのが旅である。

 以前、南紀の湯の峰温泉に友人と日帰り旅をしたが、其処に外国のバックパッカーのカップルが多いのに自分でもびっくりした。路線バスが付いて、また新しいバックパッカーのカップルが降りたのにはびっくり。それ以降にバスは無いのでこの湯の峰温泉に泊まらないと動けない、泊まり人である。浴衣を着て下駄を履き、宿にも温泉(掛け流し)が有るのに、日帰り入浴に行くとは思いも寄らなかった。多分、楽しみは風情。

 此処には確かに熊野古道が有るが、其れを歩いたと思われたバックパッカーも見えず、熊野古道を歩くのはやはりメデアに左右される日本人と思えた。そう、外国人の信仰心は日本人とは異なる。

 この奥深い、言えば何軒かの温泉宿と日帰り温泉と土産物とてなーんも無い湯の峰温泉、人が源泉で茹で玉子をするのを見て自分達も玉子を買い源泉で茹でて食べる。夜は温泉に浸かり寝て次の目的地に向かう。是が、此処で見られた外国人旅行者の時間の過ごし方である。元来、バックパッカーは土産物などは持って歩けないので殆ど買わない。余程で買った物は郵送、従って重い物は買わない。

 湯の峰温泉、土産物店が何軒も有る訳でも無く、景色を見ると言ってもたかが50m程度の温泉街である。見る物など殆ど無く回ると言っても10分も掛からない温泉街である。橋の上に立てば温泉街が一望できる(爆)。その様な場所の源泉に外国人や日本人が1時間以上居る(茹で卵は10分程度で出来る)。言えば、食べ物を茹でる事と旅行者観察に他ならない(爆)。

 是が何かと言えば、日本の風情以外何物も無い。日本人の行動観察と自身の心のリフレッシュ、是が旅慣れた人間の旅である。

 地獄谷温泉のお猿の入浴見物もしかり、あのお猿用の露天風呂を時間を掛けて見物に来る。言えば単にそれだけである。あの付近に店も無ければ土産物も無い、単に野猿公苑である。

 それが、日本人にも外人にも「今迄見た事が無い、素晴らしい」時間に成る。何も大きな温泉街や土産物店、飲食店が有る訳では無い。外国人も何も此処まで来て街のグルメを求めない、旅慣れた人間はそうである。是が、「日常の中の非日常」である。

 以前書いた様に、旅慣れれば余り動かないし観光地にもいかない。土産物も探さないし、買わない。正直、写真などもSNS投稿する方以外、写真は写っていればいい。

 これ等の方が、このお猿の温泉に浸かるのを見る為に1日の時間を使い交通費を払い此処を訪れる、其れだけの素晴らしさが此処には有る。単に画像で動く絵を見たいだけならライブカメラでも見られる野猿公苑である。其れでも、行って見れば癒される。

 最近は倉吉も外国人に人気と言う。また、殆どの外国人は日本人の宗教観とは全く違う。ムスラムの方は他宗教の施設を観光施設とみて入らないし、キリスト教徒にも他宗教施設に穏健な宗派とそうでは無い宗派が存在する。

 先日、長崎の教会群が世界遺産に選ばれたとの事だが、世界遺産に成って多く訪れるのは今迄行かなかった日本人達と同じ宗派的人達である。

 京都を訪れる外国人の全ての方が京都の有名社寺を廻って居られるかと言えば、自分は絶対にそうでは無いと思う。では、何故京都かと言えば、二条城に古い町並みであると自分は思う。

 その様な小京都、日本にも一時流行った街が多くある。しかも温泉も有る小京都も有る。大きな街の改変は大勢の人間が居るので意見統一も難しいが、小さな町はというか、数件の温泉しかない、しかも雄大な景色を有する村は幾らでも有る。

 しかし、其れが新しい作られた街なら其れはそれで素朴感は皆無で魅力が無い。中途半端は止めた方が賢明、今からお金を役にも立たないコンサルに支払い街を改悪する必要は毛頭ない。

 SNSやユーチューバーの宣伝が効いた時代も既に終わりつつ有る。今、これ等の人間がいい気に成り、ただで旅をしようとしてホテルに申し入れ、断られたと言う事が外国では話題に成る時代である。

 発信は大々的で無くても良い。既に外国に貴方の町や村の殆どが知られている。なら、車を持たない旅行者が貴方の町や村に行くためには如何にすれば良いか、考えれば分かられよう。其れが貴方のブログやHPにリンクが張られていれば、貴方のHPの中に書かれていれば、外国人も受け入れするなら其れが少なくとも英語で書かれていれば、本当に便利、親切と言う物である。

 何も、英語が話せなくても最悪英語通訳アプリを使えば、説明の多くを英語に翻訳して置けば、もしもの時のスマホグーグル翻訳を使えば、何の事も無い。外国人は日本人の親切を期待はするが、やはり日本人に同じ、外国に来た魅力が無ければ自分の国に変わらなければ、何の魅力も感じない。

 自分は、東南アジアを旅した時、日本人には出来る限り近寄らなかったし、日本語の話せる人間にも、日本語の書いた店にも入らなかった。カモにされるのを避けるため、自分が外国に来た旅行感を味わう為である。

 自分は一人で旅をしてきたが、当時はグーグル翻訳も無いし、自分の英語は3歳英語、其れで失敗もしながら旅をしてきたので親切な現地の方の家庭にも入れたし、現地の方の食事も食べた。

 何もかも揃った旅も面白くは無い。其れが今の日本はどうだ、電車には「英語・日本語・韓国語に中国語」の案内が出るし、城の案内も同様、上高地かっぱ橋周辺など何処の国か分からない。失敗もまた旅の想いでである。

 木曽の妻籠宿にも多くの日本人・外国人旅行者が訪れるが、この村にはこの様な案内看板か一杯有るのか?、その様な物は村で禁止している。案内看板一杯の景色など見たい人間は全世界何処にもいない。

 是からは、小さな温泉、小さな村の素朴感、是が重要で、それらに対し準備、皆で作業を進めるべきである。

 其れに適した場所は、自分の近場ならやはり自分の好きな濁河温泉に奥飛騨温泉郷であり、岐阜から飛騨高山、そして奥飛騨温泉郷、これ等温泉地の素朴さと上高地の雄大さが揃った場所は此処である。

 何も変える必要が無いが、外国人の受け入れには英語宣伝(内容的に業者に任せては意味不明、付近詳細、旅行者が予約以外で其れを利用できない様では意味が無い)の必要は有る。

 何が有れば良いか、分からなければ、来られた方(外人の方も)に聞かれればいい。努力無くして、他力本願(コンサルは経営を保証しない)に意味は無い。他力本願に風情も歴史も生まれない。ネットコメントだけでは本当は分からないし、普通にネット投稿する人間は殆ど個人の要求しか書かない。

 是に分別を付ける力が必要であるが、自分が旅する旅行者に成れば良く分かる。自分がおもてなしの心を持った心を持てば良く分かる。経営者の立場と心で考えれば、小さな事も分からない。

 今流行っているからと間違ってはいけない。他力本願から外国人に人気に成った温泉街が有るが、既にこの温泉は衰退の方向を向きつつある。此処が何故流行ったかの本当を検索して読まれればいい、他にも多くあるこの温泉街の記事を検索して読まれればいい。いい気に成れば其処は確実に衰退する。それは、人の旅の要求を満たさなくなるためであり、余りある事が人の旅の要求では無い。

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★ インバウンド、聖地、秘境…でも「がっかり観光地」
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【以前書いただらだら】

※ 衰退する温泉街・「だらだら書いたらこうなった・・・」:
 http://m-jun.seesaa.net/article/211585704.html
※ 衰退する温泉街・「もてなしの心・・・」:
 http://m-jun.seesaa.net/article/211586185.html
※ 衰退する温泉街・「落しどころの無い文章(爆)・・・」:
 http://m-jun.seesaa.net/article/212238968.html
※ 衰退する温泉街・「下呂市の観光HPと対応」:
 http://m-jun.seesaa.net/article/212626304.html
※ 衰退する温泉街・「下呂温泉での馬鹿話・・・」:
 http://m-jun.seesaa.net/article/212703884.html

※ 衰退する温泉街・「風情はあるの?」:
 http://m-jun.seesaa.net/article/460482616.html
※ 観光地・便利だから行くのではない・・・:
 http://m-jun.seesaa.net/article/200233250.html
※ 旅を重ねると変化すること
 http://m-jun.seesaa.net/article/115817225.html
※ 旅・「日常の中の非日常」と「非日常の中の日常」:
 http://m-jun.seesaa.net/article/115548700.html
※ 奥飛騨温泉・上高地の旅(2008年・春)の感想:
 http://m-jun.seesaa.net/article/115817034.html
※ そうだ!旅に出よう!!!手打ち蕎麦「平氏ヶ原」一泊旅の感想(2010年03月・春)
 http://m-jun.seesaa.net/article/143970973.html

【参考】
 
※ 外国人旅行者の好む場所と食べ物:
 http://m-jun.seesaa.net/article/197025720.html
※ そうだ!旅に出よう!!!・飛騨小坂とはこんな場所:
 http://m-jun.seesaa.net/article/143415984.html
※ そうだ!旅に出よう!!!観光地三重県を考える・・・:
 http://m-jun.seesaa.net/article/145743659.html
※ そうだ!旅にでよう!!!観光は多様化の時代:
 http://m-jun.seesaa.net/article/145203125.html
※ そうだ!旅に出よう!!!現代の観光を考える:
 http://m-jun.seesaa.net/article/143857973.html

【資料】

※ 1.ホテル・旅館業についての概観 1.ホテル・旅館業についての概観:
 http://www.gpc-gifu.or.jp/chousa/keikyou/h12/04_06/hotel.pdf
※ 鳥羽市観光基本計画 ― 資料編 −:
 http://www.city.toba.mie.jp/kanko/kihonnkeikaku/siryou1.pdf
※ 鳥羽市観光基本計画(案):
 http://www.city.toba.mie.jp/kanko/kihonnkeikaku/plan.pdf
※ 鳥羽市観光基本計画:
http://www.city.toba.mie.jp/kanko/kihonnkeikaku/kihonkeikakuhyoujunn.pdf

   (*^‥^*)」 イヨッ


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