掲載:2014年09月27日
※ 木曽の御嶽山(御岳山)噴火!負傷者の可能性がネットに・・・「安否確認フリーダイヤル設置」!:
 http://m-jun.seesaa.net/article/406118632.html

★ 以上の記事が30日も続くため、Vを作成。

【以下の記事は報道発表の時系列順・報道各社全てのため、内容にWが有ります。】ーV

 ----------
※ <御嶽山噴火>身元が判明した方々(長野県警など発表):
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000134-mai-soci
 毎日新聞 9月30日(火)23時14分配信

 27日に発生した御嶽山噴火の犠牲者のうち身元が判明した方々は次の通り(30日まで。長野県警発表)

 名古屋市中村区亀島、会社員、浅井佑介さん(23)▽岐阜市次木(なめき)、同、三浦勇さん(45)▽長野県塩尻市峰原、同、林卓司さん(54)▽同県松本市中川、無職、横田和正さん(61)▽静岡県御前崎市白羽、会社員、増田直樹さん(41)▽岐阜県中津川市中津川、同、関口泰弘さん(39)▽東京都大田区下丸子、同、高田紗妃さん(29)▽川崎市麻生区上麻生、同、高橋秀臣さん(41)▽横浜市港北区大豆戸町、同、本多達一さん(39)▽神戸市、同、山上貴史さん(45)▽愛知県知立市東長篠、高校3年、伊藤琴美さん(18)▽東京都中央区新川、会社員、上方麻衣さん(31)
 ----------
※ <御嶽山噴火>笑顔、情熱帰らない 通夜に仲間ら200人:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000133-mai-soci
 毎日新聞 9月30日(火)23時8分配信

 御嶽山の噴火から4日目の30日、死亡が確認された登山者の遺族らは、沈痛の面持ちで「地獄の山」から戻ったひつぎと対面した。失われた明るい笑顔、仕事への熱い情熱の大きさに、仲間や同僚は言葉を失い「何もしてやれなかった」と悔やんだ。

 ◇愛されキャラに別れ 名古屋の会社員、浅井さん

 名古屋市中村区の会社員、浅井佑介さん(23)の通夜が30日夜、同区内の斎場で営まれた。「山にはちょくちょく行っているとは聞いていたけど。どうして」。同僚や友人たちは、浅井さんの若すぎる死を悼んだ。

 「死が受け止められない」。通夜の後、報道陣の取材に応じたいとこの会社員、後藤尚弘さん(40)は声を落とした。

 事故当日、浅井さんは高校時代の友人で登山仲間の2人と出かけた。御嶽山は小学校の時に家族と数回登ったことがある山だった。無料通信アプリ「LINE(ライン)」で母親に写真が送られてきたのは、27日午前10時ごろ。登山道で撮った写真だった。その約2時間後、山は噴火した。

 事故後、家族に警察から連絡があった。目撃者の話から、山頂の山小屋付近で噴石が右の肩の後ろに当たった。山小屋に逃げ込んだが、外傷性ショック死で息を引き取ったのだという。2人の友人の安否は今も不明だ。

 中学時代の親友で会社員の井川公輔さん(23)は「あいつが巻き込まれるなんて」と信じられない様子で話した。浅井さんは中学時代、ラグビー部で活躍。「体が大きかったから、後ろの席だと黒板が見えなかった」という。現在は名古屋市内のインターネット関連会社に勤め「愛されキャラで、周囲から頼りにされていた」(職場の同僚男性)という。今春には正社員になったばかりだった。

 「無職でまともな生活をしていなかった俺に、自分の職場に来いと言ってくれた」。別の会社を見つけたが、その心意気に、井川さんは今も感謝しているという。

 通夜には親族や友人、会社関係者など約200人が参列したという。高校時代の卒業アルバムの写真が遺影に掲げられた。【大野友嘉子、山本佳孝、三上剛輝】

 ◇同僚失い「力出ない」富士通テン

 御嶽山の噴火で社員2人が死亡した富士通グループの「富士通テン」は30日、神戸市兵庫区の本社で記者会見を開いた。上司や同僚ら3人が「2人を失ったのは大きな損失だ」と肩を落とした。

 死亡したのは、山上貴史さん(45)=1989年入社、神戸市=と関口泰弘さん(39)=98年入社、岐阜県中津川市。2人は、自動車の安全制御に関する開発に従事していた。

 山上さんと同じ職場の東昭宏さん(46)は「設計で難しい問題に行き当たっても行動力でうまく進めてくれた。先週も相談に乗ってくれた」と思い出を語った。上司の品川登起雄さん(44)も「業務に大きく貢献してくれた。亡くなったことが現実と思えない」と下を向き、唇をかんだ。

 関口さんは昨年7月から同社中津川テクノセンター(中津川市)に勤務。転勤前に同じ職場だった元上司の盛林敏之さん(56)は「研究熱心で、周りが心配するくらい集中して仕事をこなしていた。プロジェクトが一段落し、気晴らしに山に出かけたのだろう。ショックで気が抜け、力が出ない」と表情を曇らせた。

 同社では他に、管理職の男性1人の安否が分かっていない。【矢澤秀範】
 ----------
※ 御嶽山噴火 富士通テン 自動車安全システム設計・開発担った2人:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000594-san-soci
 産経新聞 9月30日(火)23時7分配信

 御嶽山噴火で死亡した電子機器製造「富士通テン」(神戸市兵庫区)社員、山上貴史さん(45)=兵庫県=と関口泰弘さん(39)=岐阜県中津川市=の同僚らが30日、同社で報道陣の取材に応じ、悲痛な胸の内を明かした。

 同社によると、2人は、同社が基幹事業化を目指していた車間距離を保つための車の安全システムの設計や研究開発を担当。ソフトウエア開発のリーダーだった山上さんは、社内でも顔が広く行動力があり、関係部署との連携もスムーズに進めた。同僚男性(46)は「難しい問題に直面したとき、うまく進められたのは、元気にみんなに声をかけてくれる山上さんがいたから」と振り返った。

 関口さんは仕事熱心で責任感のある人柄。一緒にプロジェクトに取り組んだ同僚男性(56)は「ショックで気が抜けて力が出ない。2人を失ったことはかなりのダメージだ」とかみしめるように語った。
 ----------
※ <御嶽山噴火>命奪った大量の噴石 検視の医師が示唆:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000132-mai-soci
 毎日新聞 9月30日(火)22時53分配信

 御嶽山の噴火で、搬送された心肺停止の登山者の検視に立ち会う長野県木曽医師会会長の奥原佐(たすく)医師(65)が30日、毎日新聞の取材に応じ、「今も山に残されている人たちの身元が早く分かるようにしたいが、火山活動で捜索が思うように進まないのがつらい」と語った。

 奥原さんは山頂から約30キロ離れた同県木祖村で診療所を営む。医師会に協力の依頼が入ったのは噴火翌日の28日朝。11ある診療所の医師全員が待機し、同日午後から木曽町にある旧上田小学校体育館に運び込まれた心肺停止状態の登山者の検視に交代で立ち会っている。

 30日までに死亡を確認したのは12人。医師は死因などを記した検案書を作る。奥原さんは「(死因は)噴石が直撃したことによる(外傷性の)ショック死がほとんどではないか」と説明する。火山ガスによる中毒症状は確認されていないという。下山した登山者らの証言のように、大量の噴石が命を奪った可能性がある。

 一様に登山者を覆う火山灰は県警の担当者たちがきれいに取り払っている。リュックサックなど所持品がない登山者の身元確認は難しく、1人あたり3時間近くかかる例もあった。8人が搬送された29日の作業は深夜にまで及んだ。

 奥原さんは、1979年に御嶽山が噴火した際、今回の噴火で災害対策医療の拠点となっている県立木曽病院に勤務していた。「前回はけが人も出なかった。ここまでの災害は初めてだ」と言う。

 開業医たちが待機する間はそれぞれの診療所の診察は止まる。この日、捜索は中断されたが奥原さんは診療の合間に体育館を訪れた。「地域の患者さんもいる。医師の数が少なく、長期化すると大変だが、可能な限り協力したい」【八田浩輔】
 ----------
※ 噴火口は5〜9カ所か=レーダー観測で判明―国土地理院:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000222-jij-soci
 時事通信 9月30日(火)22時15分配信

 御嶽山の噴火について、国土地理院は30日、航空機からレーダーなどを使い観測したところ、噴火口が少なくとも5カ所確認されたと明らかにした。他にも4カ所で噴火口の可能性がある穴が見つかっており、今後精査する。
 地理院は29〜30日、「合成開口レーダー」という、噴煙や雲を素通しして地形を観測できる装置を使用。航空写真と照らし合わせて噴煙の有無などを分析した。
 ----------
※ <御嶽山>至難の再噴火予測「最初以上に難しい」:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000125-mai-soci
 毎日新聞 9月30日(火)22時5分配信

 御嶽山の噴火例は極めて少ない。水蒸気爆発を起こした1979年まで「死火山」とみられ、その後も2回(91年、2007年)の小噴火だけで、判断の材料となる過去のデータが乏しい。宮下・火山防災官は「山には個性があり、同様の形であっても御嶽山に当てはめるのは難しい」と説明。桜島(鹿児島県)を観測する京都大火山活動研究センター長の井口正人教授(火山物理学)は「一度噴火が起きた火山で次の噴火を予測するのは、最初の時以上に難しい」と指摘。地下構造が変わって微動の原因を特定しづらくなるうえ、桜島のように事前の火山性地震がほとんどないまま爆発するケースもある。

 産業技術総合研究所の山元孝広・総括研究主幹は、御嶽山には浅い地下に高温の「熱水だまり」があり、その一つが爆発したとの見方を示し、「今後、マグマが上昇して噴火する前触れ現象である可能性もある」と話す。

 気象庁はマグマ上昇によって放出量が高まるとされる二酸化硫黄の濃度を測定するチームを現地に派遣。東京大地震研究所は近く、火山灰の成分が噴火直後とどう変わったかの分析をする予定だが、災害医療に詳しい石峯康浩・国立保健医療科学院上席主任研究官は「2次被害の恐れがあるうちは、捜索活動も慎重にならざるを得ない」と話す。
 ----------
※ <御嶽山噴火>火山性微動、捜索の壁 振幅再び大きく:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000118-mai-soci
 毎日新聞 9月30日(火)21時53分配信

 長野、岐阜県境にある御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)の噴火で、両県警や自衛隊などは30日朝から、心肺停止状態で山頂付近などに残されている登山客らの救出活動を再開したが、火山活動が再び活発になる恐れがあるとして、直後の午前7時ごろに中断したまま同日中の捜索を見送った。夜に入っても火山性微動は続いており、、県は1日早朝時点のデータを検討し、同日の捜索を巡る態度を決めるとしている。収束しない場合、捜索は難しく、救出活動が長期に及ぶ可能性も出てきた。

 気象庁によれば、この日の捜索を阻んだのは、火山性微動だった。29日午後7時20分から30日午前1時15分まで振れ幅が徐々に大きくなり、いったんは収束しかけたが、午前6時12分ごろから噴火当日の27日夜と同程度の振れ幅に戻った。

 県警などは中断後も再開を目指したが、午後も振幅の大きさは変わらず断念。県は再開の目安を火山性微動が2時間以上収まっていること、としているが、気象庁火山監視・情報センターの宮下誠・火山防災官は「山の浅い部分で何かが起きている。深い部分で起きる地殻変動とは考えにくいが、同規模の噴火の可能性は高まっている」とみる。

 微動は噴煙が火口に向かう際にも起きるが、御嶽山の噴煙の勢いに変化はない。このため気象庁は、地下のマグマや火山ガスの移動、地下水の沸騰など、新たな動きを警戒する。29日には、山麓(さんろく)で28日の2倍に当たる1000トンの火山ガス(二酸化硫黄)の放出を観測した。

 一方、より揺れの大きな火山性地震の回数は減りつつある。噴火が始まった27日は421回に上ったが、28日以降は大幅に減った。ただし、噴煙の通り道ができる噴火初期は地震が多発しやすく、地震の減少は火山活動の収束を必ずしも意味しない。山岡耕春(こうしゅん)・名古屋大教授(地震・火山学)は「データが変化しているときは細心の注意が必要。29日以降、微動に変化が生じており、火山活動は続いている」と話す。

 気象庁によると、噴煙は30日午後5時50分現在、火口の縁から約400メートルの高さで東に流れている。

 今回の噴火に伴う死者は30日の時点で12人、心肺停止状態が確認されているのは24人。【稲垣衆史、藤野基文、河内敏康】
 ----------
※ 御嶽山噴火 約2週間前に地震増加も警戒レベル1 気象庁「情報利用のあり方考えたい」:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000591-san-soci
 産経新聞 9月30日(火)21時48分配信

 御嶽山(おんたけさん)では噴火の約2週間前に地震が増えたが、一般への情報提供は不十分だった。登山者の多くは無警戒だったとみられ、情報伝達に課題を残した。

 御嶽山で火山性地震が増え始めたのは9月10日。この日だけで52回、翌日も85回を観測し、気象庁は11日に火山解説情報を発表し山頂付近で火山灰が噴出する可能性があるとして警戒を呼び掛けた。

 気象庁はこの情報をホームページに掲載したほか、地元自治体にも提供。しかし、マグマ活動に関連する火山性微動や地殻変動は観測されなかったため、噴火警戒レベルは1(平常)のままとし、自治体に対し登山者への警戒呼び掛けなど新たな対応を求めることはなかった。

 情報提供を受けた岐阜県下呂市防災情報課は「地震の多発を注視していた。しかし、その後は減っており、噴火につながるとは考えず外部に発信しなかったのが反省点」という。

 気象庁火山課は「自治体に手厚く説明できたか、一般への呼び掛けが分かりやすかったかなどを検討し、情報利用のあり方を考えたい」としている。

 山谷えり子防災担当相は30日の閣議後会見で「情報提供のあり方を今後、考えていく」と述べ、検証する考えを示した。

 周知体制に課題

 噴火予知が難しい中で、前兆とは確認できていない段階での情報を、登山者にどう伝えたらよいのか。

 平成12年の噴火で予知に成功し、初の事前避難が実現した有珠山(うすざん)。地元の北海道洞爺湖町は周辺住民の避難計画は策定済みだが、登山者への情報周知の体制は未整備だ。「今回のように予兆を事前に把握できない噴火は想定していなかった。情報をどう伝えたらよいかが抜け落ちていた」(企画防災課)と話す。

 静岡県は富士山噴火の避難計画を作成中で、「どういうタイミングで登山者に警戒情報を伝えるか考えていかなければならなくなった。メーリングリストなどに登録してもらい、リアルタイムで登山者に情報を直接流すことも考えられる」(危機情報課)という。

 福島県は今回の御嶽山噴火の前から、専門家を交えた火山の防災協議会を11月にも立ち上げることを予定していた。「避難計画の策定状況などを議論するが、情報伝達のあり方は今回の教訓として議題になる」(災害対策課)としている。

 火山の啓発活動をしている磐梯山(ばんだいさん)噴火記念館(福島県北塩原村)の佐藤公(ひろし)副館長(58)は「予兆がない噴火に備えて、山頂付近に防災無線を早急に整備すべきだ。登山口には電光掲示板などで直近の情報を流すことで、登山客に判断の材料としてもらうことも重要だ」と提案する。

 日本山岳協会の小野寺斉常務理事は「現在は登山者同士で情報のやり取りをしているが、今後はこうした災害情報を協会でも共有し、情報ルートに入れていかなくては」と話す。

 誤解・混乱の恐れ

 ただ、地震増加などの情報を単に伝えるだけでは、かえって誤解や混乱につながる恐れもある。避難や入山規制などの防災対応は、気象庁の噴火警戒レベルに基づいて行う体制になっており、今回のようにレベルの引き上げがない段階での情報活用は難しい。

 東大地震研究所の中田節也教授(火山学)は「情報伝達の仕方を工夫する必要はあったが、一般の人が地震増加などの情報を突然受けても、危険性がどの程度あるのか判断できない。十分に理解できるようにして伝える必要があり、実際は簡単なことではない」と指摘する。

 その上で中田教授は「情報がなかったことを後追いのように議論するのではなく、自然災害について真剣に考える社会全体の姿勢や教育が重要だ」と話した。
 ----------
※ カメラ、センサーを設置=御嶽山、土石流を警戒:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000210-jij-soci
 時事通信 9月30日(火)21時21分配信

 御嶽山の噴火に関連し、国土交通省中部地方整備局は30日、火山灰が雨で流されて土石流が発生する恐れがあるとして、警戒のための監視カメラとセンサーを山中と麓の計5カ所に設置すると発表した。
 整備局によると、山頂付近を監視するカメラ3台が既に設置されているが、火山灰が降り積もった長野県側にある五つの沢沿いでも警戒が必要と判断した。土石流を防ぐための大型の土のうなども周囲の県から持ち込む方針。 
 ----------
※ 御嶽山噴火 火山性微動が噴火当日のレベルに…「再噴火の危険性も」:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000589-san-soci
 産経新聞 9月30日(火)21時3分配信

 30日の救助・捜索活動が中止となったのは、御嶽山の火山性微動の振幅が同日早朝に増大したからだ。火山ガスの発生も加わり、気象庁は火山活動が活発化しているとの見方を示した上で「再び噴火する可能性もある」と注意を呼びかけている。

 気象庁によると、火山性微動はマグマや水など何らかの流体物の移動により、地中で起きる小さな振動で、火山活動の動きを見る指標となる。

 気象庁が剣ケ峰南東約2キロに設置している観測点のデータでは、火山性微動が9月27日午前11時52分の噴火の約10分前から発生。振幅は噴火後に徐々に落ち着いていたが、29日午後7時20分ごろから30日午前1時15分ごろにかけて増大した。その後収まったが、同6時12分ごろから再び増大、増減を繰り返した。

 一方、地下で何らかの破損が起きて発生すると考えられている火山性地震も多い状態が続く。27日は午前11時以降に399回を観測し、その後は減少傾向にあるが、28日131回、29日53回、30日も午後2時までに42回を記録している。

 火山性微動と火山性地震の発生はいずれも火山活動が活発なことを示しており、気象庁は今後も27日と同規模の噴火が起きる可能性があるとして警戒を呼び掛けている。ただ、傾斜計には特段の変化はみられず、気象庁は「現段階でマグマが関与する大規模な噴火が起こるとは考えにくい」と指摘している。
 ----------
※ 御嶽山噴火 「少しでも希望を持ちたい。安否を知りたい」…家族に募る焦燥:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000588-san-soci
 産経新聞 9月30日(火)21時2分配信

 「みんな疲れ切っている」。麓にある長野県木曽町役場の待機所を訪れた名古屋市の女性(60)は、息子が安否不明のままだ。救助・捜索活動中断の知らせに「早く見つけてほしい。それだけです」と言葉少なに語った。

 待機所では、この日午前9時ごろから集まった約80人の家族らに対し、県警と町は状況を説明。救助中断を告げると、一様に疲れ切った表情で「一刻も早く再開してほしい」との強い声が上がったという。

 友人を捜している愛知県豊田市の男性(47)によると、県警の担当者から救助中断の報告があったが、具体的な状況が把握できないことに対し、「どうなってるんだ」と職員に詰め寄る人もいたという。男性は「少しでも希望を持ちたいとみんな思って苦しんでいる。安否を知りたい」と切実に語った。

 午後に完全に捜索が打ち切られ、この日の救助の見込みが完全に断たれると、待機所から仮眠所となっている町内の公民館に次々と戻る家族の姿も。

 息子の帰りを待つ男性(52)は「自然だから仕方がないが、本音を言えばヘリを飛ばしてほしい」と訴える。噴火から4日目を迎え、妻(52)は疲労やストレスから体調を崩したという。「希望もなくなり、(息子の体が)戻ってくるのを待つだけだが、役場に行っても情報が得られない」とこぼし、公民館に入った。

 情報量の少なさについて、木曽町の原隆副町長は「安否情報は県が一本化しているが、同時に共有できておらず、町にも情報が入らない」と情報集約に課題があることを認める。

 木曽町によると、29日夜には公民館などの仮眠所で50人以上が夜を明かしたという。ある男性は「昨日は眠れなかった。今もだいぶ疲れている」と憔悴(しょうすい)した様子だった。

 3日連続で午後早くに救出活動は打ち切られており、待機生活は長期化も懸念される。このため、町は、保健師や看護師らを仮眠所や待機場所となっている役場に常駐させ、家族からの体調不良などの相談受け付けを始めた。

 情報が少ない中で時間だけがたっていく状況に、家族らの焦燥感は募るばかりだ。友人を捜しに待機所を訪れた男性は「町には緊急時の対応に関するマニュアルがないようだ。今回の災害を教訓にすべきではないか」と話した。
 ----------
※ 御嶽山噴火「落下物の当たり方が生死を分けた」と医師 噴石直撃の被害多数:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000584-san-soci
 産経新聞 9月30日(火)20時44分配信

 多数の死傷者を出した御嶽山の噴火。警察は死亡が確認された人の死因を公表していないが、多くの負傷者の応急処置に当たった病院関係者は、死因の多くは噴石の直撃や熱風を吸い込んだことによる気道熱傷との見方を示している。

 山頂付近にいた時、噴火に遭遇した茨城県ひたちなか市の鈴木貴浩さん(35)。一緒にいた大学時代の後輩の女性(35)が噴石を脚に受けて意識不明となった。脚は不自然に折れ曲がり、大量出血していた。止血し、心臓マッサージをしたが、鼓動が止まったのが分かったという。

 埼玉県熊谷市の加藤佳幸さん(29)は降り注ぐ噴石から身を守ろうと、とっさに頭を両腕で覆った。山小屋に逃げ込む余裕もなく、その上から岩や石が容赦なく打ち付け、鎖骨や腕など6カ所を骨折した。

 死亡が確認された静岡県御前崎市の会社員、増田直樹さん(41)は頭部を噴石が直撃。遺族は警察から脳挫傷が死因と説明を受けたという。

 29日までに計61人のけが人が運ばれた長野県立木曽病院によると、このうち9割が噴石が直撃したことによる骨折・打撲や、熱風を吸い込んだことによる気道熱傷だったという。

 井上敦院長(60)は搬送された患者について「重傷者の大半が噴石や熱風によるもの。中には落下物が頭や胸に当たり、脳出血や肺損傷の疑いのある患者もいた。落下物の当たり方や打ち所が生死を分けたのではないか」と話した。
 ----------
※ 片山氏ツイッターに民主抗議=火山観測予算の記述:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000188-jij-pol
 時事通信 9月30日(火)20時26分配信

 民主党は30日、自民党の片山さつき参院外交防衛委員長がツイッターで、噴火した御嶽山について「民主党(政権)の事業仕分けで、常時監視の対象から外れた」と書き込んだのは事実無根だとして、片山氏に対する抗議文を発表した。
 抗議文は「(民主党政権では)観測体制の縮小や観測対象を減らす議論は行われていない」と指摘。海江田万里代表は記者団に「予算が削られたのは民主党政権ではなく、2008年の自民党政権の時代だ」と述べた。
 ----------
※ <御嶽山噴火>山頂周辺、地震計故障 5基中3基データなく:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000082-mai-soci
 毎日新聞 9月30日(火)20時26分配信

 長野、岐阜両県が県境にある御嶽山の山頂周辺に設置した地震計5基中3基が、老朽化による故障などで、27日の噴火時はデータが取れない状態だったことが分かった。このうち長野県設置の1基は火口に最も近い御嶽山頂にあった。気象庁火山監視・情報センターは「データがあっても噴火警戒レベルを引き上げられた可能性はないが、火山活動の推移を追う上で、特に山頂のデータがない影響はある」と話す。

 御嶽山を巡っては、両県や名古屋大などが設置した13基の地震計のデータなどを気象庁が24時間態勢で見ている。同センターによると、地震計のデータは火山性地震の震源把握に必要で、特に山頂のものは深さを知るのに役立つ。

 長野県の地震計は土砂災害対策で1997〜2000年度に設置。しかし、老朽化や落雷などで毎年のように補修が必要で、昨夏以降は2基が故障したままだった。そのため県と火山観測で連携している名古屋大が近く地震計を設置予定だった。一方、岐阜県は01年度に火山対策で地震計を2基設置したが、1基はスキー場の電源で動くため、夏場は稼働していなかった。

 気象庁はデータの欠測について「認識はしていた。地震計はさまざまな理由で故障するので改善要請などはしなかったが、何らかの働きかけをしてもよかったかもしれない」としている。【飯田和樹】
 ----------
※ 御嶽山噴火 「72時間」が無情に経過 「捜索できていれば」苦渋の撤退:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000583-san-soci
 産経新聞 9月30日(火)20時25分配信

 陸上自衛隊、警察、消防は30日、9月27日の噴火以来、初めて丸一日捜索活動を断念する事態に陥った。この日は災害時の生存率が急速に低下するとされる「72時間の壁」が迫る中、前日の3倍となる自衛隊員らの投入による捜索の進展が期待されていた。それだけに、足止めされた隊員たちは悔しがった。

 「休めるときに休むんだ」。長野県王滝村の臨時ヘリポートに待機した県警機動隊の若手隊員は、出動できずにもどかしがる後輩にこう言葉をかけた。「仕方ない…」と言葉を継いだが、悔しげな表情は自らに言い聞かせるようだった。

 この日は、これまでの中型ヘリコプター(輸送人員14人)に替わり、大型ヘリ「CH−47」(同55人)を投入。前日の3倍となる180人の隊員を山頂に送り込む予定だったが、翌日に持ち越された。噴火から72時間を超えた正午過ぎには、登山口から山頂を目指した隊員らも山頂を目前に下山した。

 有毒な硫化水素への新装備もそろっていた。防毒マスクが配られ、高性能検知器も全部隊に配備。捜索が実現すれば、数時間に限られていた活動を延長できる可能性も高かったという。

 山頂付近は硫化水素濃度が上昇し、再噴火の恐れも出た。緊急消防援助隊愛知県大隊の渡辺勝己大隊長(51)は「1人でも多く連れ戻したいが、自分の身を守れない環境では救出活動はできない」と話した。

 麓へ搬送こそできなかったが、心肺停止とみられる16人をすぐにヘリに収容できる地点まで運んでいる。新たに5人の位置も確認した。陸自第13普通科連隊の田中浩二3佐(54)は「捜索できていれば、16人と5人は収容できたのではないかと思う」と悔しさをにじませた。
 ----------
※ 御嶽山、火山性微動強まる…「空振」も観測:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00050151-yom-sci
 読売新聞 9月30日(火)20時2分配信

 気象庁は30日、御嶽山で29日夜から、水蒸気などの動きを示す火山性微動が大きくなるとともに、空振(くうしん)と呼ばれる空気の振動が観測されていると発表した。

 同庁は「経験や知見が少なく、噴火の前兆を捉えているのかどうか分からない」(火山課)としながらも、「噴火当日の夜と同じぐらい活発な状況で、救助に向かうと二次災害になる可能性がある」と判断、現地の救助隊などに電話で情報を伝えた。

 火山性微動は27日の噴火の約10分前から始まった。28日以降、微動の振幅は小さくなったが、29日午後7時20分頃から再び大きくなるなど、5〜6時間おきに変動している。

 29日からは、微動が大きくなるたびに空振も一緒に観測されるようになった。同課は「火口が詰まったり、地下から供給される水蒸気の量が増えている可能性がある」と話す。水蒸気の量が増え、山の内部の圧力が高まった場合、27日と同規模の水蒸気爆発が起きる可能性があるという。

 また、火山ガスについては、29日に火口から噴出した二酸化硫黄は約1000トンで、前日に観測された約500トンの2倍に増えた。

 ◆空振=噴火に伴う空気の振動のこと。人の耳には聞こえないような低周波の音まで感知できるマイクのような機械で測定し、火山の活動を捉える。10パスカルの圧力になると人間がわずかに振動を感じ、50パスカル以上になると窓ガラスが割れる。
 ----------
※ 捜索中止、無念の思い=御嶽山再噴火「いつ起きても」―救助隊員ら
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000141-jij-soci
 時事通信 9月30日(火)18時5分配信

 御嶽山の噴火で、警察や消防、自衛隊による救出・捜索活動の見送りが決まった30日、いったん現場に向かった隊員らは中止の連絡を受け、断腸の思いで山を後にした。二次災害の危険と隣り合わせの活動は困難を極めている。
 救助隊員らは同日朝、8合目まで登ったところで待機するよう連絡を受け、近くの山小屋に入った。その後、活動見送りが決まり、静岡県富士市消防本部の消防司令補井出竜二さん(45)は重い足取りで下山してきた。
 麓から見えていた山頂付近の山小屋が、この日の朝は噴煙のため見えなくなっており、5合目の登山口から入山してすぐ、前日まではなかった硫黄の臭いを感じたという。井手さんは「いつ噴火が起きても不思議はなかった。すぐ避難できるように準備をしていた」と、山小屋で待機中の緊迫した状況を振り返った。「本当に、一日でも早く救出したい」とうつむいたまま話し、悔しさをにじませた。
 自衛隊のヘリで山頂へ行く予定だった愛知県緊急消防援助隊の大隊長渡辺勝己さん(51)は午前7時ごろ、隊員への訓示を終えてヘリの出発を待っていた時に、一時中止の連絡を受けた。「『活動場所が危険』と言われれば、われわれは手も足も出ない。ご家族の心情を思うと非常につらい。一人でも多くの人を救出して、少しでも苦痛を和らげていただければ本望だが、残念だった」と語った。
 ----------
※ 火山ガスの特徴は?ガスマスクしても危険:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00050119-yom-sci
 読売新聞 9月30日(火)17時42分配信

 Q 火山ガスには何が含まれているのか。

 A 火山ガスは、マグマに溶けている成分が気体となって地表に放出されたものだ。水蒸気以外には、毒性のある塩化水素や二酸化硫黄、硫化水素、一酸化炭素などが含まれている。

 Q 捜索活動での具体的な危険性は。

 A 二酸化硫黄や硫化水素は空気に比べて重く、低地にたまりやすい特徴がある。風がない曇りの日は拡散しにくく、事故が起こりやすい。硫化水素は濃度が低ければ、「卵が腐ったような臭い」を感じるが、逆に高濃度の場合は臭気に気づかなくなる可能性が高まるという。

 Q 吸い込むとどうなるのか。

 A 呼吸器を刺激し、気管支炎や肺炎などを引き起こす。濃度が高く毒性が強い場合は、一定量を超えて吸い込むと死亡する恐れもある。ガスマスクをしていても防ぎきれないこともある。
 ----------
※ 御嶽山噴火 救助難航、捜索打ち切る 大型ヘリ投入し直接要員運ぶ計画も:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000560-san-soci
 産経新聞 9月30日(火)17時8分配信

  長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火で、長野県警や消防、陸上自衛隊は30日、火山活動が活発化しているとして、救助・捜索活動を再開直後に打ち切った。有毒ガス発生などで28、29日も中断しており、難航−。

 長野県によると、30日の救助・捜索活動は約850人態勢。陸自の大型ヘリコプターを投入し、山頂に直接要員を運ぶ計画だった。早朝に捜索隊が山に登り始めたが、火山性微動の振れ幅が大きいため、実質的な活動をしないまま中断。午後まで再開のタイミングを計ったが、危険な状況は変わらなかった。

 山頂付近には心肺停止状態の24人が依然として取り残されている。届けを出していない登山者もおり、ほかにも遭難者がいる可能性がある。
 ----------
※ 御嶽山噴火、家族に広がる焦りと不安 保健師ら心のケア:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000023-asahi-soci
 朝日新聞デジタル 9月30日(火)16時1分配信

 御嶽山の噴火から4日目。捜索・救出活動はたびたび中断を余儀なくされ、被災者の生存率が著しく低下するとされる72時間が過ぎた。帰りを待つ家族らに焦りと不安が広がり、「心のケア」などの支援も始まった。

 御嶽山のふもとにある長野県木曽町役場には30日朝、登山者の安否情報を求める人々が次々と駆けつけた。駐車場には愛知県や岐阜県に交じり、熊谷(埼玉)や富山、神戸ナンバーの乗用車やレンタカーも。役場内の被災関係者待機所に向かう家族や関係者らは、一様に疲労の色をにじませ、町職員らが付き添った。報道陣の問いかけにある男性は、「無事で戻ってくることだけ祈っています」。別の男性は「帰ってきてほしい。それだけです」と、頭を下げながら足早に通り過ぎた。

 町の災害対策本部は待機所で午前9時ごろ、訪れた約80人に、捜索の一時中断などの状況を伝えた。これに対し、男性2人から「早く捜索を始めてほしい」と訴える声が上がった。説明のたびに、携帯電話で外部に状況を伝える人の姿も。「捜索が難航しちゃってるみたい」「こんなに天気がいいのに」と悔しそうに話している人もいた。
 ----------
※ 富士通テン、御嶽山噴火の社員被災で新製品発表会を延期:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000552-san-bus_all
 産経新聞 9月30日(火)15時48分配信

 カーナビゲーション大手の富士通テンは30日、長野、岐阜両県にまたがる御嶽山の噴火の影響で同社社員に被害が出たことを受け、10月2日に予定していた新製品発表会を延期すると発表した。30日午後3時現在で、御嶽山に登山していた同社社員3人のうち、2人が死亡、1人が安否確認中という。

 同社は10月2日に、東京と大阪の両会場で、マスコミ向けに主力カーナビ「ECLIPSE(エクリプス)」の秋の新製品発表会を予定していたが、延期することにした。
 ----------
※ 御嶽山噴火 家族「もっと情報を」
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000120-san-soci
 産経新聞 9月30日(火)15時13分配信

 御嶽山の噴火から4日目の30日。麓の長野県木曽町で待機している安否不明者の家族や友人らは疲れ切った表情で情報を待ちわびた。火山活動の活発化に伴い、救助・捜索活動がこの日も一時中断するなど難航し、いら立ちを隠せない関係者も。待機生活の長期化が懸念される。

 早朝に木曽町役場を訪れた愛知県一宮市の男性は「搬送した人の衣服の写真を見せるぐらいの情報提供があってもいいのでは」と不満を漏らした。次男が安否不明になっており、「とにかく一刻も早く見つかってほしい」と焦燥感を募らせる。役場の待機所では、家族らに対し長野県警や町から状況説明が行われているが、「情報が欲しくて訪れているのに、テレビの情報と変わらない」とこぼす男性も。

 友人を捜している愛知県豊田市の男性(47)によると、この日も県警の担当者から救助・捜索活動を一時中断したと報告があったが、状況が把握できないことに対して、「どうなってるんだ」と職員に詰め寄る人もいたという。男性は「少しでも希望を持ちたいとみんな思って苦しんでいる。安否を知りたい」と語った。
 ----------
※ 御嶽山噴火 噴石、とっさに頭守る 骨折6カ所 救助:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000119-san-soci
 産経新聞 9月30日(火)15時12分配信

 ■29歳男性、病室で父と再会

 とっさの行動が命を救った。噴火直後の御嶽山(おんたけさん)の山頂付近で容赦なく降り注ぐ噴石を体に浴び、6カ所を骨折する重傷を負いながら、頭だけは守って一命を取り留めた男性がいる。頂上付近の山小屋で一夜を過ごし、ヘリコプターで救出された男性は病室で父親と再会。「地獄絵図だった」と惨状の一端を語った。

 埼玉県熊谷市の会社員、加藤佳幸(よしゆき)さん(29)。27日、登山サークルの仲間とともに御嶽山に登り、山頂付近で噴火に直面した。

 「地獄絵図のようだった」

 救助後の28日夕、連絡を受けて熊谷市から病院に駆けつけた父、寿さん(59)に、加藤さんはこう振り返ったという。

 寿さんによると、加藤さんは噴火時に山頂付近にいた。「バーンという噴火の音がして『やばい』と思って逃げたが、火山弾が降ってきた」と語った。

 山小屋に駆け込む時間的余裕はなく、落下物から身を守るため、腕を上げて頭をガードした。その上から火山弾が無慈悲に降り注いだという。

 その衝撃で、加藤さんは左右の鎖骨や腕など6カ所を骨折する重傷を負う。しかし、頭を守る姿勢でじっと耐えたことで、命だけは救われた。

 足元から熱に襲われたためか、足にはやけどを負っていた。周辺には噴石の直撃を受けて倒れた人の姿も目に入ってきた。

 全身傷だらけとなった加藤さんは、一緒に登山した仲間らと頂上付近の山小屋に避難。仲間には自分を残して下山するように伝えたといい、1人でその山小屋にとどまったという。

 一夜明けた28日朝、山小屋で救助され、自衛隊のヘリコプターで長野市の病院に運ばれた。

 登山仲間から連絡を受け、寿さんは加藤さんが御嶽山に登っていたことを知った。「まさか、御嶽山に行っていたとは知らなかった。生きていることを知り、本当にほっとした」。寿さんは胸に手を当て、そう語った。

 病院で再会し、寿さんが「生きていてよかった」と声を掛けると、加藤さんは「迷惑を掛けて悪かったね」としっかりとした口調で答えたという。
 ----------
※ 【御嶽山噴火】30日中の捜索打ち切り 火山性微動大きく:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000547-san-soci
 産経新聞 9月30日(火)15時10分配信

 長野県災害対策本部は、御嶽山での30日の捜索をすべて打ち切ると発表した。午後2時20分に判断した。

 火山性微動が大きくなっていることなどから、午前8時前から捜索を中断していた。
 ----------
※ 御嶽山頂の地震計、昨夏から故障 噴火時、観測できず:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000019-asahi-soci
 朝日新聞デジタル 9月30日(火)15時2分配信

 御嶽山の山頂付近に長野県が設置した地震計が、昨年8月から故障で観測できない状態だったことが30日、わかった。老朽化で故障したが、火山観測で連携している名古屋大が秋にも山頂に新たに地震計の設置を準備していたため、県単独の更新を見合わせていた。

 気象庁火山課によると、御嶽山では1979年の有史以来初めての噴火を受け、88年に常時観測を開始。現在、同庁のほか長野、岐阜両県、名古屋大、防災科学技術研究所などが12カ所に地震計を設置、他にも傾斜計や空振計、衛星測位システム(GNSS)など複数の計器が備えられている。データは、気象庁に常時提供され、活動の監視に使われている。

 地震計のうち火口に最も近いのが、長野県が管理する「御嶽山頂」観測点だ。県砂防課によると、84年の長野県西部地震による土砂災害を受けて、土砂災害を防ぐ目的で97〜00年度に山頂を含めた3カ所に地震計を設置。補修を繰り返して使ってきたが、昨年6〜8月、うち山頂を含む2カ所が故障した。
 ----------
※ 御嶽山噴火、捜索・救助活動を中止…微動続き:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00050110-yom-soci
 読売新聞 9月30日(火)14時47分配信

 御嶽山の噴火で、長野県は30日午後2時20分、火山性微動が続いているため、この日の捜索・救助活動を中止すると発表した。
 ----------
※ 御嶽山、きょうの捜索は中止 火山性微動の振幅拡大:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000018-asahi-soci
 朝日新聞デジタル 9月30日(火)14時37分配信

 御嶽山(おんたけさん)の噴火で、長野県災害対策本部は30日午後2時20分、30日の捜索中止を決めた。自衛隊、警察、消防による救助隊が午前6時、救出・捜索活動を再開したが、午前7時半から中断していた。気象庁の観測で火山性微動の振幅が大きくなり、火山活動が活発になっていると判断した。
 ----------
※ 御嶽山噴火 「おとなしくて優しい娘さん」犠牲の高田紗妃さん:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000544-san-soci
 産経新聞 9月30日(火)14時29分配信

 御嶽山噴火で亡くなり、身元が確認された東京都大田区下丸子の会社員、高田紗妃さん(29)の自宅玄関には30日、「今は故人を偲んで、静かに見送りたいと思います」と家族の心境などが書かれた報道関係者向けの張り紙がされていた。

 現在、高田さんの遺体は自宅近くの寺に安置されているといい、父親は「こういう状況なので、申し訳ありません」と言葉少なに寺に入っていった。

 近所の主婦(49)は「おとなしくて優しそうな感じの娘さんだった。ご家族のことを考えると、やりきれない気持ちでいっぱい」と話した。
 ----------
※ ヘリによる捜索も見送り=御嶽山噴火で警察など:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000088-jij-soci
 時事通信 9月30日(火)14時28分配信

 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火で、警察や自衛隊などは30日、この日はヘリでの捜索も行わないことを決めた。
 ----------
※ <御嶽山噴火>捜索を終日見送り 火山活動活発化の恐れ
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000042-mai-soci
 毎日新聞 9月30日(火)13時54分配信

 長野、岐阜県境にある御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)の噴火で、両県警や自衛隊などは30日朝から心肺停止状態で山頂付近などに残されている登山客らの救出活動を再開したが、火山活動が活発になる恐れがあるとして、午前7時ごろから中断した。午後になっても状況は変わらず、捜索は終日見送ることを決めた。この日は午前11時52分で発生から3日。火山ガスなどの影響で捜索できていない場所もある中、災害時に生存率が急激に低下するとされる「72時間の壁」を越えた。

 両県警や自衛隊などはこの日、約850人態勢で午前6時ごろから地上部隊の入山を開始。同7時ごろには捜索隊を乗せた陸上自衛隊の大型輸送ヘリコプターも山頂に向け出発する予定だった。

 しかし、気象庁によると、29日午後7時20分から30日午前1時15分まで火山性微動の振れ幅が徐々に大きくなった。いったん収束しかけたものの午前6時12分ごろから噴火当日の27日夜と同程度の振れ幅に戻った。そのため、県警などは27日と同じレベルの噴火が起きる可能性があるとして、30日午前7時ごろ、地上部隊は8合目付近などで待機するとともに、ヘリの出発も見合わせた。

 火山性微動は体に感じない程度の揺れで、地下のガスや水などの流動に伴って発生すると考えられている。30日朝は火口からの噴煙も増加、8時50分現在で火口上約400メートルで東に流れている。同庁火山課は「昨夜から微動のブレ幅が大きくなっていることと噴煙の量は対応している。今後、大規模な噴火につながる前兆かどうか分からないが、27日と同規模の噴火は起きうるので引き続き警戒してほしい」と注意を呼びかけている。

 一方、今回の噴火で確認された死者12人のうち唯一身元が分かっていなかった女性は30日午前、東京都中央区新川、会社員、上方(かみかた)麻衣さん(31)と判明した。他に24人が心肺停止状態で取り残されている。

 これまでの捜索は頂上付近と頂上に至る登山ルートが中心で、頂上につながらない他のルートや、ルートから外れた場所は捜索できていない。身動きできずに救出を待つ登山者がいる可能性があるが、「72時間の壁」を迎え、捜索には噴火特有の障害も立ちはだかる。

 気象庁の発表によると、御嶽山から放出される火山ガスのうち、低濃度でも有害な二酸化硫黄の量は1日あたり300〜700トンと推定。きつい刺激臭があり、ガスが青色を帯びるのが特徴だ。空気中の濃度が高まると、死亡に至ることもある。宇井忠英・北海道大名誉教授(火山地質学)によると、二酸化硫黄は高温の火山ガスに特徴的な成分で、量が増えればより大規模なマグマ噴火の可能性も出てくるという。

 気象条件も厳しく、山頂付近は日中でも約5度で、最低気温は氷点下になることもある。【稲垣衆史、千葉紀和、須田桃子、岡礼子】
 ----------
※ <御嶽山噴火>防災担当相「火山情報提供のあり方など検証」
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000038-mai-soci
 毎日新聞 9月30日(火)13時8分配信

 山谷えり子防災担当相は30日、閣議後の記者会見で、御嶽山(おんたけさん)噴火(27日)の半月ほど前に火山性地震が多発した際に注意を呼び掛けるべきだった、との指摘が出ている点について「情報が登山者に十分に伝わらなかったのではないか。事後検証をし、的確な対応に努めたい」と述べ、火山情報の提供のあり方などを検証する方針を示した。

 御嶽山ではほとんど地震が観測されていなかったが、今月10日に52回、11日に85回観測。しかし、登山者らへの積極的な情報提供はなかった。【奥山智己】
 ----------
※ 噴火予知「できる限りやった」=火山情報の伝達手法改良へ―太田国交相
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000078-jij-pol
 時事通信 9月30日(火)12時59分配信

 太田昭宏国土交通相は30日の閣議後の記者会見で、気象庁が事前に御嶽山の噴火警報を出さなかった点について、「現在の知見や予測の科学的水準において、できる限りの判断はした」との認識を示した。
 一方で、火山性地震の増加などの情報について、「どのように登山者に伝達するか検討する必要がある」と指摘。火山活動情報を掲載する気象庁ホームページの改良などの検討を始めたと明らかにした。同庁は近く、御嶽山に関する情報を集めたページを立ち上げる方針。
 ----------
※ <御嶽山噴火>発生から3日 救出活動に火山ガスの壁:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000020-mai-soci
 毎日新聞 9月30日(火)11時57分配信

 長野、岐阜県境にある御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)の噴火で、両県警や自衛隊などは30日朝から心肺停止状態で山頂付近などに残されている登山客らの救出活動を再開したが、火山活動が活発になる恐れがあるとして、午前7時ごろから中断した。この日は午前11時52分で発生から3日。火山ガスなどの影響で捜索できていない場所もある中、災害時に生存率が急激に低下するとされる「72時間の壁」を迎えた。

 両県警や自衛隊などはこの日、約850人態勢で午前6時ごろから入山を開始。同7時ごろには捜索隊を乗せた陸上自衛隊の大型輸送ヘリコプターも山頂に向け出発する予定だった。

 しかし、気象庁によると、29日午後7時20分から30日午前1時15分まで火山性微動の振れ幅が徐々に大きくなった。いったん収束しかけたものの午前6時12分ごろから噴火当日の27日夜と同程度の振れ幅に戻った。そのため、県警などは27日と同じレベルの噴火が起きる可能性があるとして、午前7時ごろ、地上部隊は8合目付近などで待機するとともに、ヘリの出発も見合わせた。

 火山性微動は体に感じない程度の揺れで、地下のガスや水などの流動に伴って発生すると考えられている。30日朝は火口からの噴煙も増加、8時50分現在で火口上約400メートルで東に流れている。同庁火山課は「昨夜から微動のブレ幅が大きくなっていることと噴煙の量は対応している。今後、大規模な噴火につながる前兆かどうか分からないが、27日と同規模の噴火は起きうるので引き続き警戒してほしい」と注意を呼びかけている。

 一方、今回の噴火で30日午前11時までに確認されたのは死者12人、心肺停止24人で、これまでの捜索は頂上付近と頂上に至る登山ルートが中心だった。頂上につながらない他のルートや、ルートから外れた場所は捜索できておらず、身動きできずに救出を待つ登山者がいる可能性がある。しかし、「72時間の壁」を迎え、捜索には噴火特有の障害も立ちはだかる。

 気象庁の発表によると、御嶽山から放出される火山ガスのうち、低濃度でも有害な二酸化硫黄の量は1日あたり300〜700トンと推定。きつい刺激臭があり、ガスが青色を帯びるのが特徴だ。空気中の濃度が高まると、死亡に至ることもある。宇井忠英・北海道大名誉教授(火山地質学)によると、二酸化硫黄は高温の火山ガスに特徴的な成分で、量が増えればより大規模なマグマ噴火の可能性も出てくるという。

 気象条件も厳しく、山頂付近は日中でも約5度で、最低気温は氷点下になることもある。噴火した27日以降、雨は降っていないが、低体温症も懸念される、【稲垣衆史、千葉紀和、須田桃子、岡礼子】

 ◇厳しい生存の条件

 災害現場に取り残された被災者が発生から72時間を経過しても生き延びた例は過去にあるが、水分を取れたり寒さをしのげたりするなどの条件がそろわないと難しい。

 春から夏にかけ山菜採りなどで山中に入り遭難するケースで、沢の水を飲んだり山菜を食べたりしてしのぎ、72時間以上たって救出された例はある。東日本大震災では217時間後(9日後)に16歳の男子高校生と80歳の祖母が救出された。ただ、冷蔵庫に水や食べ物があり、毛布をかぶり低体温症を免れた。

 しかし、まだ行方不明者がいるとみられるのは、秋を迎えた御嶽山の山頂高度3000メートル付近。日本気象協会の推計値によるとふもとの長野県木曽町では日中の気温は25度前後だが、高度3100メートルでは5〜6度までしか上がらない。7合目の2150メートル付近まで運行する御岳ロープウェイによると、山頂付近では、噴火後の数日は冷え込みが緩んでいるが、1週間ほど前に氷点下になり、氷が張ったという。

 御嶽山は途中までロープウエーや車を使って手軽に登れるため、登山客の多くは本格的な防寒着を持っていないとみられる。

 長野県山岳総合センターの杉田浩康所長(61)は「体温を奪う風から逃れる岩陰や洞穴があればいいが、御嶽山の山頂付近にはあまりない。ただ真冬と違って気温が氷点下十数度に下がるわけではないので、生存するには風をよけつつ、じっと動かないで体力の消耗を防ぎ、携行していた食料や水をとれていることが必要だ」と話す。【岡礼子、町田徳丈】
 ----------
※ 水蒸気爆発で見られる火山灰確認…産総研調査:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00050060-yom-sci
 読売新聞 9月30日(火)11時24分配信

 火山活動などを研究している独立行政法人・産業技術総合研究所は29日、御嶽山から10キロほど東に離れた地蔵峠(長野県木曽町、標高1335メートル)周辺で降灰の分布調査を行った。

 調査では、「水蒸気爆発」に伴って多く見られる、水分を含んだ火山灰「凝集火山灰」が確認された。

 及川輝樹・主任研究員らが、灰が積もった植物の葉や路上に積もった灰を採取。及川主任研究員は「予想したより灰が降り積もっていた地点があり、『水蒸気爆発』で降りやすい灰も確認された」と話した。調査結果は、気象庁の火山噴火予知連絡会にも報告される。
 ----------
※ 御嶽山の火山性微動強まる…気象庁、現地に伝達:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00050088-yom-sci
 読売新聞 9月30日(火)11時13分配信

  気象庁は30日朝、御嶽山(おんたけさん)(岐阜、長野県境)で観測される火山性微動の振幅が大きくなっていると発表した。

 同庁火山課は「噴火した27日の夜と同程度の活発な状況」と判断し、現地の救助隊に電話で伝えた。

 火山性微動は、数十秒から数分以上にわたって続く揺れで、一般には地下のマグマや熱水などの移動が原因と考えられている。御嶽山では27日の噴火の約10分前から観測された。28日以降、微動の振幅は小さくなっていたが、29日午後7時20分頃から再び大きくなった。30日未明に一度弱まった後、午前6時過ぎから再び大きくなっている。同庁は「原因はわからない」と話している。

 東京大学地震研究所の中田節也教授(火山学)は「水蒸気爆発は普通、水蒸気の放出が進めば終息に向かう」と指摘。現在も火山性微動や火山灰の噴出が続いていることから、「マグマ噴火につながる恐れもある。火山灰の成分を継続して調べ、状況を注視する必要がある」と話している。
 ----------
※ 火山ガス・噴石・灰…過酷な状況、救助活動妨げ:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00050043-yom-soci
 読売新聞 9月30日(火)10時27分配信

  長野、岐阜両県境の御嶽山(おんたけさん)の噴火から3日目を迎えた29日、死者が12人となり、遺族らが悲しみに暮れながら対面した。

 現場はこの日も火山ガスに覆われて救助活動は中断。山頂付近で救助活動に当たった陸上自衛隊や長野県警の指揮官が同日、報道陣の取材に応じ、「見渡す限り、火山灰で真っ白」と過酷な状況を語った。

 ◆「ふだんと別の姿」

 「ふだん見慣れた御嶽山とは全く別の姿。噴石が絶えず雨のように降ってくる」と語るのは、陸自第13普通科連隊(長野県松本市)の中村文彦中隊長(46)。噴火翌日の28日から、約100人の隊員を率いて救助活動に携わる。

 中村中隊長によると、山頂付近に降り積もった火山灰は深いところで約50センチにもなるという。ところどころに急な坂があるうえ、膝まで灰に埋もれ、足場は極めて悪い。晴れていても風が吹けば灰が舞い上がり、ゴーグルを着けていても視界は全く利かない。29日には灰が湿気を含み、ぬかるんで滑りやすくなった。

 山頂付近では、大きいもので直径1センチ程度の噴石が絶えず降り注ぎ、隊員たちはヘルメットのほか、重さ5キロ以上の防弾チョッキも着用。削岩機などでも除去できないほどの巨大な噴石もあちこちにあり、中村中隊長は「山頂の小屋には、1メートルほどの大きな穴が開いていた」と明かす。

 ◆灰に埋もれて

 県警機動隊の金森勉副隊長(54)も「一面真っ白な世界。登山道の脇には、大人が両手を広げても届かないくらいの大きい岩が至る所にあった」と噴火のすさまじさを語った。

 噴火当日の27日に活動開始。当日は山頂付近の山荘で助けを待つ数人を発見し、ヘリコプターで下山させた。登山道の途中でうつぶせに倒れている人や、灰に埋もれた人、山荘の中で心肺停止となっている人もいた。

 山頂付近の山小屋から下ったところにある登山道にも、灰の中に埋もれた人がいた。隊員は足を取られながら何とか持ち上げ、下山させたという。

 ◆中断余儀なく

 救助活動は28、29両日とも、二酸化硫黄などを多く含む有毒な火山ガスの影響で途中で打ち切りとなった。県警は29日、300人態勢で活動したが、心肺停止となった人を担架で運ぶ最中にガスの濃度が高まって撤退が決まり、担架ごと、その場に置いて離れざるを得なくなったという。

 陸自は、「有毒ガスが噴出する火山での活動は想定外」(幹部)といい、通常の防護マスクでは火山ガスを十分に防ぐことができない。このため、対応可能な防毒マスクを調達し、30日から使用するという。

 陸自の中村中隊長は「中断は非常に残念。一刻も早く、頂上に取り残された皆さんを救出したい」と強調。県警の金森副隊長も「何とか早く被災者を家族に会わせたい」と述べた。
 ----------
※ <御嶽山噴火>ふもと村立王滝小・中学校 ヘルメット姿登校:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000012-mai-soci
 毎日新聞 9月30日(火)10時18分配信

  御嶽山のふもとにある長野県王滝村の村立王滝小・中学校(児童31人、生徒17人)は30日、振り替え休日明けで噴火後初の授業となり、児童・生徒はヘルメット、マスク姿で登校した。

 急な噴火や火山灰に備え、同校は登下校時のヘルメットとマスク着用を指導。体育の授業でのソフトボールを中止するなど、週内は部活動や休み時間を含め、屋外での活動を禁止にした。

 宮沢賢司校長は「児童・生徒の命、安全を第一に考え、全職員で対応に当たっている。保護者は心配だろうが、各担任が要望などを聞いており、今のところ混乱はない」と話した。【井上知大、藤沢美由紀】
 ----------
※ 救助活動、一時見合わせ=「新たな噴火の恐れ」―山頂付近、厳しい環境・御嶽山:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000035-jij-soci
 時事通信 9月30日(火)9時24分配信

 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火で、警察や自衛隊などは30日、山頂付近などで心肺停止状態で発見された24人の救出活動をいったん再開したが、火山性微動が増加し、新たな噴火の恐れがあるとして、中断した。
 登山者の多くは屋外で倒れ、火山灰に埋もれるなどして発見されており、判明している以外にも巻き込まれた人がいないか、登山道周辺を中心に捜索も続ける。
 長野県警は28日、心肺停止となった31人を主に頂上近くで発見。29日、さらに5人を見つけた。36人のうち、これまでにヘリコプターなどで12人を麓に搬送、全員の死亡が確認された。
 29日は、山頂付近で午後1時ごろ、風向きが変わり硫化水素を含んだ有毒ガスが流れてきたため、捜索・救助活動を打ち切った。28日午後も二次災害の恐れが出たとして活動を中止しており、厳しい環境での作業が続いている。
 ----------
※ <御嶽山噴火>救出活動中断 火山活動活発化の恐れ:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000008-mai-soci
 毎日新聞 9月30日(火)8時59分配信

 長野、岐阜県境にある御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)の噴火で、両県警や自衛隊などは30日朝から心肺停止状態で山頂付近などに残されている登山客らの救出活動を再開したが、火山活動が活発になる恐れがあるとして、午前7時ごろから捜索活動を中断している。
 ----------
※ 御嶽山、救助活動を中断…火山ガスなどのため:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00050034-yom-soci
 読売新聞 9月30日(火)8時33分配信

 長野、岐阜両県境の御嶽山の噴火で、長野県警などの救助活動は30日午前8時の時点で、火山ガスなどの影響のため中断している。
 ----------
※ 噴火に配慮?日テレが放送予定の映画差し替え:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140929-00050098-yom-ent
 読売新聞 9月30日(火)8時4分配信

 日本テレビは29日、10月3日夜に予定していた米映画「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」の放送を取りやめると発表した。

 映画は、少年らが「神秘の島」を探検するストーリーで、火山が噴火するシーンがある。同局は「編成上の理由」としているが、御嶽山の噴火に配慮したとみられる。代わりに映画「アイ・アム・レジェンド」を放送する。
 ----------
※ 前を歩いた仲間、「死ぬな」叫び届かず 御嶽山噴火:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000007-asahi-soci
 朝日新聞デジタル 9月30日(火)8時14分配信

 突然の噴火が、山を愛する人たちの運命を引き裂いた。地獄絵のような光景を生きのびながらも、仲間を失った登山グループ。かつて五輪の聖火リレーで走者を務めた夫婦も巻き込まれた。「みんな無事でいてくれ」。親しい人たちの願いは、届かなかった。

 「信州の自然が大好きなのに、その信州で亡くなった。何と言っていいか分からない」

 29日未明に死亡が発表された無職横田和正さん(61)と一緒に御嶽山に登り、頂上付近から救助された長野県松本市の会社員鈴木康夫さん(57)は、病院のベッドで点滴を受けながらそう話した。肩の骨が折れ、松本市内の病院に入院している。

 鈴木さんによると、横田さんは自然保護ボランティアを務め、27日はボランティア仲間6人で御嶽山に登っていた。6人は一列になり、横田さんは、最後尾の鈴木さんの前にいた。山頂付近を剣ケ峰に向かって歩いていた時、突然、先頭の仲間が「なんだ!」と声を上げた。左側で灰色の噴煙がシューと音を立てて上がった。右側へ逃げたが、熱い空気が押し寄せ、噴石が体に当たった。

 「死ぬなよ!」。鈴木さんは、そう叫んだ気がするが、その後は覚えていない。気付くと王滝頂上山荘で横になっていた。助かった他の仲間によると、6人のうち横田さんら男性3人が動かなくなっていたという。
 ----------
※ 御嶽山噴火 愛知の小5女児不明 教諭ら現地派遣、情報収集:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000030-san-soci
 産経新聞 9月30日(火)7時55分配信

  御嶽山の噴火で、愛知県豊田市の市立小5年の女児(11)が行方不明になっていることが29日、分かった。同校は現地に職員を派遣するなど情報収集を進めている。

 豊田市教育委員会や学校によると、女児は27日に母親や兄らと御嶽山に登った。一緒に登った十数人とグループに分かれ、女児は母親と兄と別のグループで先に登っていたという。噴火時は山頂付近にいたとみられる。母親と兄は下山して無事だが、女児の安否は分かっていない。

 教頭(56)が28日、長野県を訪れて母親と面会し、29日は別の教諭らが現地に向かった。

 教頭は「母親は女児が御嶽山に行くのをすごく楽しみにしていたと、つらそうに話していた。憔悴(しょうすい)した様子で、『信じて待っている』と涙を流していた」と語った。

 女児については「低学年の児童にも声をかけるなどとても優しく、所属するバスケットボール部の練習も一生懸命。無事であることを祈っている」と話した。
 ----------
※ 御嶽山噴火 「72時間の壁」隊員ジレンマ:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000029-san-soci
 産経新聞 9月30日(火)7時55分配信

  平成3年に雲仙・普賢岳(長崎)で救助活動に当たった陸上自衛隊OB、三浦秀明氏(63)の話「普賢岳でも二次災害の恐れは常にあり、危険地域では一度の活動時間を20分限定にするなど、時間は限られていた。生存率が急速に低下するとされる『72時間の壁』が近づくが、救助隊は有毒ガスや火山灰などの状況を見ながら現場に入る。72時間を超えると厳しくなると分かっているから、隊員にジレンマもあるだろう。われわれもそうだったが、救助隊は最後まであきらめない気持ちで活動にあたっているはずだ」
 ----------
※ 御嶽山噴火 過酷な捜索現場 有毒ガス・火山灰・噴石…命の危機と背中合わせ:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000028-san-soci
 産経新聞 9月30日(火)7時55分配信

  ■陸自・長野県警の指揮官語る

 いまだ噴煙が立ち上る山頂付近に取り残された登山者の捜索に当たる陸上自衛隊と長野県警の現場指揮官が29日、産経新聞などの取材に応じ、過酷な現場の様子を語った。有毒ガス、火山灰、噴石…。幾重もの障害に阻まれ、目前の登山者を収容できずに捜索中断を余儀なくされる。命の危機とも背中合わせの捜索現場の様子が明らかになった。

 標高約3千メートルの山頂付近。「誰かいらっしゃいますかー」。隊員は見渡す限り灰に覆われた急斜面で声を張り上げ、周囲を見回す。自分たちのかけ声以外には「ゴゴゴゴゴ…」と不気味にうなる火山の音だけしか聞こえない。登山者を発見すると声をかけ、反応がなければ、呼吸を確かめて脈を取る。収容困難な谷間近くで発見することもある。全身が灰に埋もれていれば、今の方法では見つけることは難しい。

 噴火翌日の28日、山頂付近で指揮を執った県警機動隊の金森勉副隊長(54)はこうした現場の様子を明かし、「今の捜索は(灰の上の)見える範囲に限られる」と語る。

 「活動中も小さな石が降ってくる」。陸上自衛隊第13普通科連隊の中村文彦中隊長(46)はこう話し、迷彩服に付いた噴石の破片をつまみ取った。小規模の噴火は続いており、石粒の雨が頭上に降り注ぐ。二次噴火に巻き込まれる可能性も少なくない。

 地面には火山灰が50センチも降り積もっている。救助隊は最大で30キロになる重装備で、麓から4時間ほどかけて現場にたどり着いたところで膝まで埋もれる灰の層に足を取られる。噴火翌日の28日は比較的乾燥した砂のような灰だったが朝晩の寒暖の差から結露が灰に吸収され、「今はぬかるみ、滑りやすい状態」という。地面の灰は日々増え、捜索環境は悪化している。

 最大の障壁は硫黄を含む有毒な硫化水素だ。28、29両日とも、捜索中に硫化水素濃度が高まり、救助活動は午後早くに中断を余儀なくされた。県警も自衛隊も装備に硫化水素を防ぐマスクがなく、やむなく防塵(ぼうじん)マスクを使う。ゴーグルをかけても「目が痛む」(金森副隊長)。風向きが変われば、周囲の視界はたちまち悪化し、硫化水素濃度の測定器が危険値を知らせる。

 心肺停止状態とみられる登山者を搬送中に収容を断念することもあった。金森副隊長は「非常に心苦しい。個人なら救助を続けたいが、隊員の命を預かる身ではそれは間違いとなる」と現場の苦しみを語った。
 ----------
※ 御嶽山噴火 “引き裂かれた”夫婦:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000027-san-soci
 産経新聞 9月30日(火)7時55分配信

  御嶽山噴火で、夫婦で安否不明となっていた静岡県御前崎市の増田直樹さん(41)の家族が29日、仮設の検視所と遺体安置所となった長野県木曽町の旧町立上田小学校跡地で悲しみの対面を果たした。

 身元確認をした兄の大川原法幸さん(46)によると、増田さんの死因は噴石が頭に直撃したことによる脳挫傷だったという。遺体には火山灰が所々残り、噴火のすさまじさを物語っていた。大川原さんは「灰で少し黒くなっていたけど、きれいな顔をしていた。見つかって本当によかった」と声を震わせた。

 増田さんは噴火直後の27日正午ごろ、母の大川原鈴子さん(73)に電話し、「噴火しちゃったんだ。石がごろごろ降ってくる。オレはもうだめだ。死ぬ!」と言って切れた後、安否不明だった。

 増田さんに続いて、妻の睦美さん(42)の関係者も呼ばれた。「何でこんなことに」。睦美さんと20年来の友人だという長野県松本市の男性(38)は思わず泣き崩れた。

 ところが、実際に確認したところ、遺体は睦美さんではないことが判明。男性によると、増田さんは発見時、女性をかばうような体勢で倒れていたため、県警が睦美さんと思い込んだ可能性があるという。

 睦美さんは現在も行方不明のままで、男性は「早く見つかってほしい」と話した。
 ----------
※ 御嶽山噴火 皆、自然を愛していた 「笑顔もう見られない」:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000026-san-soci
 産経新聞 9月30日(火)7時55分配信

  ■「根っからの山好き」

 自衛隊員や警察官らが懸命の捜索活動を続ける中、依然として火口から白い煙を噴き上げる御嶽山(おんたけさん)。噴火から3日目の29日は、新たに5人が心肺停止状態で見つかり、死亡が確認された被害者の身元も次々と判明した。木々が色づき、いつもなら観光客でにぎわう麓には悲しみが広がった。有毒性の火山ガスなどにより捜索活動が思うように進まず、安否が分からない登山客らの家族は、祈るような思いで山を見つめた。

 御嶽山噴火で犠牲となったのは山好きの会社員や登山者のガイドを務めるなど皆、自然を愛する人たちだった。

 ◆温厚で家族思い

 長野県塩尻市の会社員、林卓司さん(54)は、温厚で家族思いだったという。

 「今回の思いがけない出来事で大変心を痛めております」

 身元判明から一夜明けた29日朝、林さんの自宅玄関には妻の署名が入った張り紙がされていた。勤め先の同僚らが慌ただしく出入りしたが、遺族は精神的に動揺している状態だという。

 関係者によると、今回の登山は夫婦一緒に登る予定だった。だが妻の体調がすぐれなかったため、林さんは「1人で行ってくる」と午前7時ごろに家を出たという。それが家族が見た最後の姿となった。

 今春には地元で就職した一人娘のために、林さんは引っ越しを手伝いに行っていたという。今の会社に出向になる前に勤めていた地方銀行で同期入行だった男性(55)は「言葉にはあまり出さなかったが、家族を思う気持ちは人一倍強かったのでは」と声を詰まらせた。

 銀行員時代には御嶽山の麓の長野県木曽町の支店で支店長を務め、地元商店街にも頻繁に顔を出したという。書店経営の女性(37)は「ニコニコした笑顔が印象的。あの笑顔はもう見られないんですね」。

 ◆16人グループで

 愛知県知立市の県立高校3年、伊藤琴美さん(18)は同県豊田市の小学5年女児(11)や男性会社員(60)ら16人のグループとともに日帰り登山で御嶽山を訪れ、噴火に巻き込まれていた。

 関係者によると、伊藤さんらは27日早朝に愛知県を出発。午前8時ごろに大滝口の登山道から入り、頂上付近で昼食を取った後、午後1時ごろから下山予定だった。

 伊藤さんと女児、男性会社員の3人は予定よりも早く山頂に到着していたとみられる。噴火後、他のメンバーは近くの神社に避難したが、そのときには伊藤さんと女児の姿は見えなくなっていたという。

 また、長野県松本市の無職、横田和正さん(61)は山登りを楽しむ一方、景観保護にも力を入れてきた。

 近くに住む友人の金井保志さん(67)によると、口数は少ないが、大好きな山の話になると冗舌になった。「美ケ原高原パークボランティアの会」に所属し、登山者のガイドをする一方、景観保護のための清掃登山も行っていた。金井さんは「根っからの山好きだった人が犠牲となり残念。これも運命だったのだろうか」と肩を落とした。
 ----------
※ 御嶽山噴火なぜ被害拡大 昼食時、絶景の山頂に集結:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000000-san-soci
 産経新聞 9月30日(火)7時55分配信

  御嶽山の噴火は心肺停止・死亡と確認された登山者が計36人と、噴火災害としては平成3年の長崎県の雲仙・普賢岳以来の惨事となった。その多くは山頂部で発見されたというが、被害はなぜ、ここまで拡大したのか。

 ◆紅葉シーズンの土曜

 轟音(ごうおん)とともに激しく立ち上った噴煙について、気象庁は火口上約7千メートルに達したと推定した。一見、大規模な噴火だが、日本火山学会元会長の宇井忠英・北海道大名誉教授(火山地質学)は「空高く上がったのは、風に流されて上昇したから。火口から直接噴き上げたのは数百メートルぐらいとみられ、小規模な水蒸気爆発だ」という。

 今回の噴火規模は、御嶽山が有史以来初めて噴火した昭和54年10月の水蒸気爆発と同程度とみられるが、当時の噴火での死者の記録はない。

 「火砕流も多くが観光客がいない南側の谷に流れ落ちていた」と宇井氏。にもかかわらず多数の人的被害を出した要因は、「紅葉シーズンの土曜日、午前11時52分という噴火のタイミングと場所だった」という。

 多くの登山客は絶景を眺めながら昼食をとろうと山頂付近に集結しており、噴火はそのそばで起きた。

 ◆火山灰で呼吸困難か

 山頂に近い山小屋「二ノ池本館」の支配人(34)は噴火後、「ガンガンガン」と噴石が次々に降り注いでくる音を聞いた。「このままでは危ない」。館内にいた登山客らにヘルメットを配ったという。

 地下水が地中のマグマに熱せられて高圧の水蒸気となり、地上に噴出する水蒸気爆発。岩肌は大きく破壊され、四方八方に噴石が飛び出す。「軽トラック大の石が飛んできた」。山頂付近にいた山岳ガイドの女性(43)は、そう証言した。

 気象庁によると、火口から噴き出す岩や石は時速約720キロに達することがある。上空から頭に飛んでくれば致命傷となる。

 さらに大量の火山灰が登山客らを苦しめた。国立病院機構災害医療センター(東京都立川市)の小井土雄一救命救急センター長は「火山灰を吸い込み、呼吸困難を起こした人は多いのではないか。噴石に当たって身動きが取れず、火山灰に埋もれ窒息した人もいるかもしれない」とみる。一部の救助者は、高温の灰でのどをやけどしていた。

 捜索活動を阻んでいる有毒性の火山ガスも、山頂に取り残された登山客らの足を止めた可能性が高いが、火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣(としつぐ)会長は「火口近くでガスの濃度が測定できず、実態は分からない」という。

                   ◇

 長野県警は犠牲者の死因について、「事件性がなく、噴火の影響で死亡したことが明らか」として解剖などを実施せず、「災害死」と認定している。
 ----------
※ 御嶽山噴火 捜索阻む有毒ガス…死者12人、心肺停止24人に:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000029-spnannex-soci
 スポニチアネックス 9月30日(火)7時1分配信

 長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火による死者は29日、計12人になった。山に残されていた心肺停止状態の人のうち、28日の4人に加え、新たに麓に運ばれた8人全員の死亡が確認された。心肺停止状態の人も5人増え、計24人に。現場では有毒な火山ガスが捜索を阻む悪条件の中で、救助隊の活動は一進一退が続いている。

 噴火が続く火口から雨のように石が降り注ぎ、有毒な火山ガスが風で渦巻く――。噴火から3日目もなお悪条件が続く中、捜索は早朝に再開された。救助隊は午前10時ごろ、雪のように火山灰に覆われた山頂付近で、神社や山小屋周辺を集中的に捜索。頂上付近では硫黄の臭いが立ちこめていたという。

 陸上自衛隊のヘリコプターは、心肺停止状態の8人を麓へ搬送。長野県警が全員の死亡を確認した。静岡県御前崎市の増田直樹さん(41)ら4人の身元が判明。残りの人の特定も急ぐ。

 警察庁などによると、山に残っている心肺停止状態の人は、救助・捜索活動の結果、新たに山頂付近の神社周辺で5人を確認した。別に負傷者も増え、少なくとも69人となった。

 長野、岐阜両県警と消防、陸上自衛隊の救助隊は後方支援も含めると約550人に。火山活動が続いており、捜索は有毒ガスのため29日午後、いったん打ち切られた。捜索現場は、硫化水素など有毒ガスの濃度が高く、流れ込む噴煙で視界が悪いという。
 ----------
※ <御嶽山噴火>死の頂 動かぬ6人 沈痛の緊急消防援助隊:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000004-mai-soci
 毎日新聞 9月30日(火)4時0分配信

 物陰に隠れるように倒れた人、灰に埋もれルートが分からない登山道−−。緊急消防援助隊として愛知県から出動した部隊の男性消防士長(32)が29日、毎日新聞の取材に対し、御嶽山(おんたけさん)山頂付近で心肺停止の6人の登山客らを発見した際の様子などを語った。噴火直後から負傷者らの治療を担った災害派遣医療チーム(DMAT)も同日、「大噴火するかもしれないと思うと怖かった」などと話し、自らの死を意識しながらの作業だったことを明らかにした。

 援助隊は同日午前6時50分ごろ、長野県木曽町の黒沢登山口から入山。先頭の隊員が有毒ガスの検知器を携行し、進んだ。心肺停止とみられる6人の姿を見つけたのは山頂の剣ケ峰周辺だった。前日の28日に発見されながら搬送を断念したためか、6人のうち4人の体には毛布が掛けられていた。

 6人のうち3人は剣ケ峰山荘南の田の原側で倒れていた。消防士長は「(山荘に逃げ込もうとして)田の原側から登って逃げてきた人だったかもしれない」。現場は、どこが登山道なのか分からないほど灰に埋もれていたという。

 残りの3人は山荘のテラスで見つかった。1人はテラスの下の足場部分に、身を守るためなのか、隠れるようにして倒れていた。他の男女とみられる2人は壊れたテラスに並んであおむけになっていた。「カップルだったのかもしれないなと思った」。沈痛な表情を隠そうともしないで、消防士長はつぶやいた。山荘の屋根には灰が降り積もり、部分的に石などによって壊れていた。

 一部には毛布が掛けられていたが、搬送や治療の優先順位を決めるトリアージのタグは付けられていなかった。消防士長は6人全員に救命の見込みがないとされる黒のタグをそっとつけたという。

 隊長(49)によれば、同隊が火山災害の現場に行くのは初めて。担架など20キロ近い荷物を持って登る隊員もおり、疲労の色は濃いという。取材に対し「いつ噴火するか分からない危険な状況だった。(常に)全員を救えるわけではないから」と感情を抑えるように語った。【野口麗子】
 ----------
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【追記】:記事時刻は本件のみ関係無し:

※ 御嶽山噴火でも使われた「心肺停止」 なぜ「死亡」といってはいけないのか:
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140929-00000006-jct-soci
 J-CASTニュース 9月29日(月)19時11分配信

 長野、岐阜県境にある御嶽山の噴火で、山頂付近に残された人たちの救助活動が難航している。

 警察は「心肺停止の状態」で発見したと発表している。被災者の身が案じられるが、果たしてどのような状態なのだろうか。海外メディアでは日本独自の表現だと説明している。

■海外メディアでは「死亡」「遺体」と断定的なところも

 御嶽山が噴火したのは2014年9月27日11時52分。週末だったこともあり、山頂付近は約250人の人でにぎわっていたと推測されている。

 捜索の進展とともに、被害状況が明らかになり、29日14時30分現在で32人が心肺停止の状態で発見された。その後に救出、搬送が進み、28日夜に同様の状態で運ばれた4人の男性と合わせて、10人の死亡が確認された。あくまで心肺停止の状態と死亡した人は別に数えられている。

 御嶽山の噴火は海外メディアでも大きく取り上げられているが、「心肺停止の状態」の報じ方は大きく違う。"cardiac arrest"や"heart and lung failure"などと英訳されており、いずれも日本語に直訳すれば「心肺の停止」だ。

 AFP通信は"cardiac arrest"を「医師が死亡を宣言する前に使われる」と説明。ウォール・ストリート・ジャーナルは「死亡しているおそれがあるが、医療的に正式な死亡が宣言されていない」と補足する。

 "heart and lung failure"を使ったAP通信やワシントンポストは「日本の当局による、医師が診断する前の遺体の慣例的な言い方」と説明した。英語圏以外では、中国の中国新聞網が「無生命跡象(生命の兆しがない)」と書いており、生存にかなり悲観的な表現だ。

 海外メディアは見出しで"At least 31 people believed dead(少なくとも31人が死亡したとみられる)"(AP通信)、"Mt Ontake rescue teams find 31 bodies(御嶽山のレスキュー隊が31の遺体を発見した)"(BBC)と断定的に書いており、心肺停止の状態と死亡が確認された人を一緒にカウントしている記事が多い。

 日本は死亡確認に医師の診断が必要

 関西福祉大学の勝田吉彰教授によると、「日本で心肺停止の状態とは、心音が聞こえない『心臓停止』および『呼吸停止』の状態を指します」という。死亡確認にはこの2つだけでは十分ではなく、「脈拍停止、瞳孔散大と合わせて、4つすべてを医師が診断することが必要です。医師が宣言し、初めて死亡が確定します」と語る。海外ではこうした手順が踏まれるとは限らないため、日本と大きな違いが出ているようだ。

 長野県警も、「医師の診断がまだできておらず、心音と呼吸が停止していることから判断」(同広報)して、「心肺停止の状態」と発表している。

 なお、心肺停止の状態から息を吹き返すケースはある。たしかに、街中で倒れた人が心臓マッサージやAEDを施されたり、病院で強心剤を投与されたりして蘇生することはある。ただし、あくまで迅速に必要な手当てがされた場合がほとんどだ。「山頂付近に残る人たち」の一刻も早い「救出」が望まれるが、有毒な硫化水素が充満しており、二次災害の恐れから捜索は打ち切られ、再開は30日に持ち越されている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

   (*ーmー*) 合掌


この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

このブログの人気記事 (直近24時間)
    最 新 記 事
    ×

    この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。