掲載:2016年09月06日
20160906-01_s.jpg 何時も摂津きょんのセッションでギターリストの岡田さんから良く言われることが有る。

「自分は、ベースとボーカルには何時もきついなー(爆)」
「いえ、言えばピアノ以外は何でもきついです(爆)。ピアノは指の動きからあの箱の中のハンマーの動きが分かりません。でも、頑張っている人には言いたく成ります。頑張っていない人には言っても仕方ないです。」

 そんな中、先日と有る若者のバンドのライブを聞いた。全く知らない方ばかりであったが、何時もの如くベース奏者に注目してしまった。彼は頑張って演奏しておられた。

 ベースはオールドの様相、しかも高価で伸びるガット弦、しかし頑張って演奏しておられましたが、音の抜けが全く。其処で初めての方でしたが、お声がけしました。

「自分は聞き専でこんな言い方は悪いですが、音の抜けが非常に悪いです。」
「そうなんです、今色々やっていますが、全く上手く行きません。最近このベースを入手、ガット弦を張りましたが、全く音が出ません。今日も手が痛いです(爆)」
「そうですか、ご自分が分かって居られるなら何より、頑張って下さい。ガット弦、高いし、伸びるし、しかしいい音が出ます。頑張って自分の物にしてくださいね。」
「はい、有難うございます。」

 他の演奏者は、きょとんとされていましたが、ご自分の音の飛びが分かって居られない方が多い中、ご自分で分かって居られた事が何より。昔、斎藤一郎君も最初は音出ませんでしたしね(爆)。


※ JAZZ・「ある若者の挑戦」:
 http://m-jun.seesaa.net/article/115816516.html

 その方には、ベース奏者の田代泰之さんの演奏をご覧になる事をお勧めした。ベース奏者の田代泰之さん、ベース奏法の教科書の様な演奏をされる。その一端は以下に記載したことが有る。

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宮脇陽子(Vo)・三浦敦子(P)・田代泰之(B)・田辺保彦(D) in JKcafe
http://m-jun.seesaa.net/category/6267887-1.html

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 その様な方に紹介するのがこのベース奏者の田代泰之さん、何度も聴視し、何度も注視すればその凄さが判るし、本当に判りやすい教科書の様な演奏をされる。音しかり、演奏形態しかりである。

 今回、その一端を解析しようと音を聞き、手に注視した。其れで判った事は、当たり前の事を当たり前にされている様に見えるが、人間の目と言う物は視覚が広い様で注視してしまえば相当に狭い事が分かる。

 何かと言えば、ベース奏者の両手の指の動きの詳細を同時に見る事が出来ない。是は残念。

 でも、ベース奏者の田代泰之さんの演奏形態は音を聞いて以下の様に見た。ベース奏者は出来ていて当たり前の事なのだが・・・。

@ 先ずは、早い曲も遅い曲も、慌てる指使いは一切無く、音を聞き指だけ見れば、まるで指がスローモーションで動いている様に見える。指でリズムを取って居られる様にも見える。

A 左手のベース・押え、1弦から4弦まで、押える弦が同じなら、手がネックの何処に有っても同じ手の形状をしている。是は見事、曰く、弦の押さえ方は何時も同じと言う事。

B 左手で弦を押え、右手で弦を弾き、音が出終わるまで左手は弦を同じように押えている。とにかく慌てる指使いが一切見られない。是が当たり前と言えば当たり前の事なのだが・・・。

C 短い音と長い音を出す場合の右手弾きの指使いが異なる。短い音を出す場合の右手の弾きは、ネックに対し90°の角度を成し、長い音を出す場合の右手の弾きはネックに対し0°、つまりネックに対し指が平行に弦を弾かれる。

D 演奏中の解放弦は一切見られなかった。

E 弦を弾く右手、1弦を弾けば、2弦に当たらない。横の弦に余計の振動を与えていない。次の弦に当たらない事は、ギター奏者の塩本彰さんも同様だった。

F 弦楽器、大きい小さいの違いは有るが、この演奏形態を見れば、ベース奏者の田代泰之さんとギター奏者の塩本彰さんは同じに見える。当然、右手の弾きは違うのだが・・・。

 是をふんふんそうだねーと読まれれば、左手が次の音に移動する時間が無いんです(爆)。

※ 田代泰之さんブログ:
 http://yasuyukita.exblog.jp/

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 何でも物の初めは有る。道は色々あるが、自分の物にした者が勝者。

★ 暗い写真はベース奏者の田代泰之さん。

   (*^‥^*)」 イヨッ

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