
そんな飛騨牛偽装、自分は産地偽装と言うより、販売店や飲食店に於けるランク偽装はこれ以上に多い様に思う。産地も見分けの附かない人間に微妙なランクが見分けられる筈も無い。また、ランク違えど、牛肉の味は然程変わらない(同一の牛からランクの違う同じ部位は取れないと思うが、味は牛の個体により変わるが、同一なら味は殆ど同じ)。
先ず、飛騨牛とは何かを知らねば成らないが、HPには以下の様に有る。
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★「飛騨牛」とは、飼養期間が最も長い場所が岐阜県であり、飛騨牛銘柄推進協議会登録農家制度にて認定・登録された生産者により14ヶ月以上肥育された黒毛和種の肉牛のうち、公益社団法人日本食肉格付協会が実施する牛枝肉格付により肉質等級5等級・4等級・3等級と格付けされたものであることを協議会事務局が確認し、認定したものとする。
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飛騨牛、肉質等級3〜5等級の物を言うので有って、何でもかでも飛騨で育った牛を言うのでは無い。それ以下の等級の物は、飛騨産牛。飛騨牛と飛騨産牛の表示もまどろっこしいが、以前もこのブログにも書いた様に、飛騨に行けば是以上にまどろっこしい表示看板が一杯有る(爆)。

其処で、何時も相方と買って食べるのは飛騨牛の安い物、つまりA3ランク品(多分)である。A3ランクと言えど、部位により価格は大きく違い、バラで475円〜モモ850円、添付写真のバラ以外は殆どが800円〜850円程度の価格の飛騨牛である。

そんな写真がネットには多々アップされている様に思う。今は何方でも携帯で写真が撮れる時代、こんなお店や宿、客がA5ランクがどのような物かを知れば、何れ淘汰されようが、今は未だ過渡期の様に思う。

このこまぎれは安いと思う。某京都で有名なお肉やさんの近江牛、細切れでも是以下のランクで600円程度はする。

因みに、A3ランクの飛騨牛でも刺しは写真の如く充分、肉も箸で普通に切れ、3回噛めば喉に落ちるほど柔らかい。
★ 明宝ハムのHPのキャプチャー写真以外は、自分達が郡上八幡で買って食べた飛騨牛、多分全てA3ランク。
※ 飛騨牛:
http://www.hidagyu-gifu.com/
※ お中元やお歳暮のギフトに昔なつかしのハム|明宝ハム:
http://www.meihoham.co.jp/
※ 木曽路:牛肉偽装見抜けず…社長が会見で陳謝:
http://mainichi.jp/select/news/20140816k0000m040091000c.html
※ 「木曽路」の牛肉偽装が有ったばかりだが又も偽装発覚・食肉販売業「萬野(まんの)畜産」の飛騨牛!「阪神百貨店」やネットショップ等で販売!:
http://m-jun.seesaa.net/article/404595898.html
(*ー‥ー*)」 イヨッ