


二人お気に入りのお蕎麦屋さん、飛騨小坂・手打ちそば「平氏ヶ原」、此処で呑むのもお気に入り。しかし、呑む為には近くで宿を確保しなければ成らない。そんな宿は毎回の如く飛騨小坂・下島温泉「仙游館」、今回で4回目。
本来は昨年末の計画だったのだが、この冬の寒気でお互い体調を崩し酒を余り呑めない状況、計画は年を越した。
日程を決めれば毎回の如くこの冬一番の寒気、北部では大雪警報、天気図には日本列島に完全な縦縞が走る。毎回の事なので恐れもせずに宿に予約を入れ、「平氏ヶ原」への送迎をもお願い。「平氏ヶ原」へも連絡、酒の肴をお願いする。
一週間前から飛騨小坂・落合の週間天気と道路情報をネットで確認するも、やはり毎度の如く何故か何時も最悪の状況に当たる。道路状況をネットのライブカメラで確認、大雪なだれ警報の中、飛騨小坂に向かう。
雪道の走行、一番の難題は移動時間が全く読めないこと。是を回避するには余裕を持った時間配分。そんな考えの人は多く居る。
出発時の気温は2℃、ガソリンを満タンにして名神吹田ICから高速に入り一路東海北陸自動車道路に向かう。名神高速道路の雪・凍結の問題箇所は伊吹・関ヶ原、大津を過ぎれば気温は0℃を上回る事は無く、道路掲示板には横風・雪の警報。SAで煙草・トイレ休憩に缶コーヒー、零下の寒さの中での煙草、長く吸えない(爆)。
名神高速道路、養老SAが名神最後の休憩、此処には温かい喫煙所が有る。此処ではゆっくり煙草2本、外は風が強く雪が舞う。買って来たパンで早い朝食。
名神高速道路に乗った時点からアンドロイド小型端末で道路情報を確認しながら走行。出発時、東海北陸自動車道路・八幡ICから北が凍結でチェーン規制、東海環状自動車道路・富加関ICまでは大丈夫と思っていたが、名神高速道路・養老SAでは其れが関まで伸び、関近辺で渋滞情報も出だした。
養老SA出発後にに再び端末を見れば、渋滞後尾に×マークで事故。渋滞停止の車に後から来た車が激突したのだろうと予測された。急遽予定を変更、東海北陸自動車道路・岐阜各務原ICで高速を降りる(10時09分)。
其処からの道は不案内、ナビ頼り。大雪警報の中、渋滞も少ない関市街、刃物会館横(10時55分)を抜け富加関、平成こぶし街道に入る。やはり北上すれば道路には雪・凍結箇所が目立つ様に成るが未だ事故を見ない。
東海北陸自動車道路・富加関ICの出口横(11時04分)を過ぎ何時もの「平成こぶし街道」、山間部なので余計に注意と思った途端、警察車両の「事故」表示車両。ブルーのスズキスイフトスポーツが田んぼに落ち、田んぼの中には10m程度の走行跡の自損事故、自損事故で幸い。
相方に写真!と言ったが準備無く、写真は撮れなかったが車が原型を留めており、大きな事故では無いのが幸い。此処でブレーキを踏めば自分達も危険、そのまま通過(11時09分)。
雪道を1日旅すれば車3台程度の事故を見るのが通例、皆さんに雪道が如何に危険かを紹介する為の写真撮影を相方に頼む。道の駅「平成」到着(11時21分)。
トイレ・煙草休憩の後、売店を覗く。何時もは此処で「明宝ハム・ハムトン」を買い間食するのだが、今回食べれば昼食に差し障り(爆)、初めて見た「メロンパンラスク」購入。
大雪のため車も少ない平成こぶし街道を注意しながら順調に走るも、12時10分に再び警察車両、車2台の正面衝突を確認、今回は写真に収める。12時24分、対向車線に停止したワゴン車、何かと前方を見れば前部破損の軽自動車を確認、いわゆるお釜。ワゴン車は貰い事故。
12時26分、再び警察車両、今度はトラックの自損事故、ナンバーは飛騨、道路を半分塞いでいた。事故車への激突車両が無くて幸い。
13時13分飛騨小坂分岐、何時もの到着写真を撮影、飛騨小坂市街を濁河温泉方向に向かうが余計に山間部に入るので道路は完全凍結の圧雪。13時21分、道の駅「はなもも」到着。此処で”のぐちや・の「絹寄せ豆腐」を購入して持ち込みする予定だったが是は無く、替わりに「燻りみそとうふ」を凝固材が塩化マグネシューム(にがり)で有る事を確認し購入。
13時40分、ひめしゃがの湯横に有る本日の宿「下島温泉・仙游館」到着。部屋に荷物を入れさせて貰い、今回は宿入口側の駐車場に車を止める。奥の駐車場への道は狭く、道が凍結した場合の車を傷附ける可能性を排除。早速、「平氏ヶ原」に送って頂く。



手打ちそば/田舎料理の店「平氏ヶ原」に到着(14時05分)、何時もの様に店の外観を写真に収め迷惑料のお土産を持って店内。今日の雪の状況から考え、客は小生達だけかと思ったが、先客の親子連れが蕎麦を食べて居られた。
小生達は、今回初めて入り口の薪ストーブ横の席にした。実は此処が一番温かい。車のひざ掛け持参。早速、酒の肴が出て先ずは熱燗大1本。何時もの様にメニュを写真に収め、酒を呑みゆったりまったり。先客のお客さんも食事が終わり、窓の外の雪景色にゆったりまったり。
薪ストーブの火の番をするご主人、料理を運ぶ奥さんとも話をしながらの飲酒、是は此処に車で来れば絶対に出来ない話と時間の過ごし方、何とも贅沢。
其処にご高齢の夫婦の来店、小生達のテーブル前に座られた。注文は「麦とろそば」のざる。聞けば出身は大阪、飛騨小坂に惚れ落合に家を買って7年と言う。お宅達もどうですか?とのお声がけを頂いたが、小生、本当は寒いのは苦手(爆)。ただ、田舎が老後暮らし易い事は充分に納得。朝起きれば家の前に白菜が2個置いてあったりするらしい田舎生活。
小生も田舎好き、その暮らしの良さは充分に承知。日本の昔の良きところ其のままが今も残る飛騨小坂。そんな事で、小生達が好きで通う飛騨小坂・手打ちそば/田舎料理の店「平氏ヶ原」、此処5年で23回目の訪問(爆)。
本日のメイン、合鴨鍋に蕎麦も酒も充分頂いての午後4時過ぎ、奥さんに「仙游館」に電話して頂いて迎えを依頼。此処は携帯は通じない。前回は「平氏ヶ原」に長居してしまい、「仙游館」の夕飯までの時間が無く、食べられず多くを残してしまった。今回は夕飯を考え時間厳守(爆)。



午後5時過ぎ、下島温泉「仙游館」到着、小休止ののち家族風呂、炭酸泉に浸かりゆったり。食事は午後7時からにお願いし、食事内容を最初から少し減らして貰った。幾らの小生達でも連続大食いは無理。
午後7時、部屋を変えての夕飯、本日の食事メインは前回も食べた「なっとく豚」のしやぶしゃぶ、持込の手作りポン酢にて美味しく頂く。叉もビール大瓶2本。
食事の後の小休止、再び風呂に浸かり就寝。此処の炭酸泉、少々アトピー気味の小生には本当に快適湯。乾燥肌に最適。
午前8時起床、本日の天候を確認、予定を決め8時半朝食。何時ものほう葉味噌、ご飯が進み、毎回の様にご飯は空。小休止の後に再び風呂に入り、10時、払いをして退出。
駐車場に行き、先ずは車に荷物を積み車の雪下ろし。7〜8センチは積もっていた。一番の面倒はワイパーの根元の雪取り、何かカバーをしとけば良かった。是は大失敗。



本日の昼食は再び「平氏ヶ原」(爆)、「仙游館」から2Km余りの圧雪道路だが道は広くて綺麗。車も通らないので相方に雪道走行の方法を話しながら、こうすればこうなると実地にやって見せた。こうすれば止まるが、こうすれば幾らのスタットレスでも空回りして動かない、やると本当に車が動かなく成った(爆)。坂なので下がる所まで車を下げ、相方に車を押して貰い再び始動。車の押し方、車の後ろに立って押せば危険な事も話す。
この実験は「平氏ヶ原」から200m程手前、もし本当に動か無く成れば「平氏ヶ原」のご主人に雪かき用のパワーシャベルにて救出して貰う覚悟の実験走行(爆)。でも、本当に話した通りに車が動き・低速でも車が滑り・タイヤが空転する事に自分でも可笑しく成った(爆)。
小生、雪道での滑り経験、事故車への同乗経験、事故車への激突直前停止等の経験だけは豊富。なので、一般人様より雪道には怖がりで慎重。雪道でブレーキは絶対に踏まないが、此処では実験で踏んだ。
そんな事をして「平氏ヶ原」到着、外気温は氷点下。昼食は二人とも温かい蕎麦、小生は「麦とろそばのかけ」相方は「かけそば」。「麦とろそば」に附く自然薯とろろは何処かの自然薯専門店のとろろと違い濃厚、其処で麦飯に掛け、二人の「かけそば」にも入れ「温かいとろろそば」にして頂いた。美味。こうしても充分な「とろろ」の量がある。二人自然と美味しさに笑み、今回も笑みの写真多数。
昼食も頂いて出発しようと外に出ると、お隣の子犬の散歩を見る。雪国の犬は雪が好き、街の犬とはちと違う。



次の目的地は飛騨萩原の飛騨牛・なっとく豚販売店の「天狗」、以前飛騨土産の飛騨牛販売店を探していた時にネットで此処を見つけていた。ナビもセットせず、少し場所を間違えたが到着。今回の購入品は飛騨牛では無く飛騨牛のホルモン、塩味の物と豚ハムを買った。
道を南下、凍結した国道41号線から平成こぶし街道、道の駅「平成」で明宝ハムのお土産を買って関の刃物会館、此処で懐かしい肥後の守を見て東海北陸自動車道路・関ICから高速。



東海北陸自動車道路・尾西ICにて降り、地元スーパーにて何時もの様に買い物。街の食事の丸亀製麺でうどんの夕飯。コメダ珈琲でお茶して再び高速に乗り帰阪。
美味しい物を食べ、美味しいお酒を呑み、満面の笑み。充実の2日間。皆さんも雪道だけには注意、過信は絶対に事故。
● 今回の旅の道程:
○ 日時: 2013年01月19日・20日(大寒)・1泊2日
○ 道程:
【1日目】
名神高速吹田IC ⇒ 東海北陸自動車道路・岐阜各務原IC ⇒ 関市街 ⇒ 平成こぶし街道 ⇒ 道の駅「平成」 ⇒ 平成こぶし街道 ・飛騨金山 ⇒ 国道41号線 ⇒ 飛騨小坂分岐 ⇒ 濁河温泉方向 ⇒ 道の駅「はなもも」 ⇒飛騨小坂・下島温泉「仙游館」 ⇒ 飛騨小坂・手打ちそば「平氏ヶ原」(昼食) ⇒ 下島温泉「仙游館」(泊)
【2日目】
飛騨小坂・下島温泉「仙游館」⇒ 飛騨小坂・手打ちそば「平氏ヶ原」(昼食) ⇒ 国道41号線 ⇒ 飛騨萩原・「肉の天狗」⇒ 飛騨金山 ⇒ 平成こぶし街道 ⇒ 道の駅「平成」⇒ 関・刃物会館 ⇒ 東海北陸自動車道路 ⇒ 尾西IC ⇒ スーパー(散策) ⇒ 丸亀製麺(夕食)⇒ コメダ珈琲 ⇒ 東海北陸自動車道路・一宮西IC ⇒ 名神高速道路 ⇒ 大山崎IC ⇒ 国道176号線 ⇒ 高槻・博多長浜ラーメン「一発屋」⇒ 帰阪
○ 走行距離: 凡そ630Km
○ 使用ガソリン: 凡そ45L(スズキスイフトXG平均燃費14/L)
○ 旅の費用: 凡そ45000円(2名・ガソリン高速代含む)
● 今までの雪道旅の教訓(冬の雪道走行):
・ スタッドレスタイヤを履いているので安全と思っている人が未だ一杯居る。
・ スタッドレスタイヤの性能、一度誰も来ない場所で実験して知るべし。
・ スタッドレスタイヤは雪道を動けるだけの物と知れ。
・ 夏タイヤの様に高速を走る人が一杯なので自分も怖い。
・ FF/FRの意味を知らない人が未だ居る事に驚く。
・ 冬の雪道、一番怖いのは貰い事故。
・ 冬の雪道、自分の車は守らない。一番良いのは自損事故。
・ 冬の雪道、こんな場所で滑るとは誰も思わない。
・ 冬の雪道、雪は多くても少なくても滑るのは同じ。
・ 冬の雪道、重要なのは車間距離、夏の様には車は止まれない。
・ 冬の雪道、運転過信・車過信は事故の元、注意してても事故は起こり貰う。
・ 冬の雪道、走行のプロなど誰も居ない。
・ 冬の雪道、一番の安全は、速度を出さない・ブレーキ踏まない・車間距離を取る事。
・ 冬の雪道、少しでも滑り出せば車は容易に止まらない。
・ 飛騨小坂の若者、新車を買ってスタットレスタイヤを買いに行き、雪で滑り全損。
※ 因みに、小生の車はFF駆動輪のみスタットレス、常時タイヤチェーン持参。
● 今回の旅で二人食べた物:
・ 合鴨鍋と手打ち蕎麦・日本酒おつまみセット×2
・ 麦とろそば・かけそば
・ 平氏水珈琲と手作り酒粕ケーキ
・ なっとく豚のしゃぶしゃぶ
・ めろんパンのラスク
・ 丸亀製麺うどん×2
・ コメダ珈琲×2とソフトクリーム
・ 熱燗大4本と大瓶ビール2本
● 道中・その他:
・ お茶(伊藤園)×2
・ 天然水×1
・ 缶コーヒー×2
・ CCレモン×1
★ 今回の旅の詳細:
@ 飛騨小坂・手打ちそば「平氏ヶ原」と下島温泉「仙游館」の旅(2013年01月・大寒+):
http://m-jun.seesaa.net/article/316740130.htmlA 冬の飛騨路・道路状況とスリップ事故の現場写真(2013年01月・大寒+):
http://m-jun.seesaa.net/article/316981099.htmlB 道の駅・平成「Bakery Heiseiのメロンパン・ラスク」(2013年01月・大寒+):
http://m-jun.seesaa.net/article/316997566.htmlC 道の駅・南飛騨小坂はなもも「野口豆腐店・燻りみそとうふ」(2013年01月・大寒+):
http://m-jun.seesaa.net/article/317099488.htmlD 飛騨小坂・手打ち蕎麦「平氏ヶ原」(2013年01月・大寒+):
http://m-jun.seesaa.net/article/317251957.htmlE 下島温泉「仙游館」(2013年01月・大寒+):
http://m-jun.seesaa.net/article/317348641.htmlF 飛騨萩原・「天狗の塩ホルモン」(2013年01月・大寒+):
http://m-jun.seesaa.net/article/318203533.htmlG 関刃物会館(岐阜県刃物会館)(2013年01月・大寒+):
http://m-jun.seesaa.net/article/318527853.htmlH 丸亀製麺・「一宮店」(2013年01月・大寒+):
http://m-jun.seesaa.net/article/318631407.htmlI コメダ珈琲店「一宮森本店」(2013年01月・大寒+):
http://m-jun.seesaa.net/article/318639817.html● 資料及び情報URL:
※ 飛騨小坂・手打ちそば「平氏ヶ原」案内:
http://cococore.seesaa.net/category/6245593-1.html※ 下島温泉「仙游館」:
http://m-jun.seesaa.net/article/142952666.html http://m-jun.seesaa.net/article/173928502.html http://m-jun.seesaa.net/article/232317302.html※ 飛騨牛 飛騨納豆喰豚(なっとく豚) の「天狗」:
http://www.hida-tengu.co.jp/※ ピアゴ大和店│アピタ・ピアゴ:
http://www.uny.co.jp/shop/73/index.html※ 博多長浜ラーメン 一発屋:
http://blog.ippatsuya.com/・ 通販サイト:
http://ippatsuya.biz/※ 日本道路交通情報センター:JARTIC:
http://www.jartic.or.jp/※ 高山国道 ひだ道ガイド:
http://takayama-41nh.jp/※ 国土交通省 中部地方整備局 「高山国道事務所」公式HP:
http://www.cbr.mlit.go.jp/takayama/------------------------------
★ 参考記事;
・ 今年の冬は駆動輪だけスタッドレスを履いた・・・(当然・常時チェーン持参):
http://m-jun.seesaa.net/article/238692772.html・ 今年の冬も駆動輪だけスタッドレスを履いた・・・(当然・常時チェーン持参):
http://m-jun.seesaa.net/article/304946368.html・ 凍結道路・過信はいけません・・・:
http://m-jun.seesaa.net/article/140530926.html・ 冬の季節・南紀に普通タイヤで行けるのか・・・:
http://m-jun.seesaa.net/article/138996633.html・ 大阪(街・町)の人間がタイヤチェーン持参で冬に旅行できるのか?
http://m-jun.seesaa.net/article/138017088.html※ 雪道(凍結道路)走行の注意点等は以下をご覧下さい:
http://m-jun.seesaa.net/article/175117662.html※ 駆動輪のみスタッドレスタイヤで旅した記録:
・ そうだ!旅に出よう!!!めいほう「ベルグコテージ」と飛騨小坂「平氏ヶ原」の旅(2011年冬):
http://m-jun.seesaa.net/article/240114528.html・ 凍結道路で滑った事の無い皆さんの度胸は相当な物だ!
http://m-jun.seesaa.net/article/242642127.html・ 今・兵庫県三田市小野・路地野菜販売所の様相:
http://m-jun.seesaa.net/article/253068823.html※ チェーン装着で旅した記録;
・ そうだ!旅に出よう!!!星降る里・にごりご温泉への旅(濁河温泉への道程)
http://m-jun.seesaa.net/article/115354069.html」
★★ 片側のみスタットレスを装着した制動距離の違い。
・ Car Watch 夏タイヤとスタッドレスタイヤをスケートリンクで乗り比べ:
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20111111_489925.html------------------------------
(*^‥^*)」 イヨッ