掲載:2012年08月17日
20120817-01.jpg 可愛い子には旅をさせ・・・。

 誤解を恐れずに書けば、

 海も野も山も、乱暴な言い方をすれば危険が一杯、その危険が嫌なら、子供さんを他人と行くな行かすな。これ等全てに向かうなら、先ずは行く人間の自己責任、是を判らぬ人間は行くな、是は年齢に関係が無い。そして次は親の責任、そんな所に行かせた、行く事を承認した人間の責任である。

 問題が起これば、報道メディア・ナレーター・コメンテーターは何時も監督責任を言うが、海も野も山も、人為的災害で無い限り簡単に言葉すべきでは無い。また、当事者に安易な何の役にも立たない場当たり的な質問や追求はすべきで無い。

 自然の中に危険は一杯潜んでいる。其れを知って行動すべきで有って、知らない人間が行動すべきでない。これ等の事に未熟とか熟練者とかの言葉は通用しない。有るとすれば運、危険に出会うか出会わないかの。

 当然、リスク回避の知識は必要な訳ではあるが・・・。遭難体験、事故体験の人間はほどほど居ない。

 海での一例、昔、スキューバーダイビングをする女性など有り得なかった。そう、体力が要った。其れが、バランシングジャケットなる物が出来、体力の無い人間でもダイビングを楽しめる様に成ったのだが・・・。

 以前何度もこんな事例が有ったと思う。ダイビング中に流され、インストラクターだけが助かった。是も大きな問題と成ったが、体力の無い人間がダイビングをした結果である。免許の有無は何らこれ等を保障しない。

 しいて免許の有無で違うとすれば、店でタンクにエヤーを充填して貰えるか貰えないの違いのみである。

 野に置いての危険は蜂などの毒虫・マムシ・雷、最近の雷の発生件数は非常に多く、小生の行く三田の田舎人でさえ今は雷が鳴れば作業を止め避難する状態である。

 そして、現代人は蛇(マムシ)の怖さを知らない。マムシがどんな蛇か知らない人間も居るのでは無いだろうか?。噛まれて直ぐに死ぬ事は無いが、大丈夫と死んだ人間も居る。そんな蛇は田舎の道の何処にでも居る。2回噛まれれば、確か蜂と同様に血清も効かない?のでは?。

 そして、山、滑落は別として余りにも安易に、ハイキング気分で昇られる方が多い。ただ、ハイキングと山登りの違いも高山病を除けば余りの違いが無いのが事実。未熟とか、熟練とかも余り関係が無い。そう、遭難体験の有る方がそうそう居られる訳では無いし、有ってもその行動を明確に知る方は少ないだろう。

 ただ、今は中高年が初心者コースの西穂高で高山病にて病院に運ばれるのも事実。

 中高年の登山、問題の多くは知識無く歩けるから登る事に有ると思う。歩けるから昇る。そんな中高年に事故が多いのは、先日のジャズライブに来られていた山人とも話したが、とっさの踏ん張りが利かない事に有ると小生は思う。それで起こる事故が滑落。

 小生の友人の親が比良山で遭難、3年後に体の一部が発見されたが、発見現状から推測される事故原因は滑落。発見者は釣り人、源流岩魚を狙う釣り人により発見された(合掌)。

 これ等、今までの遭難者の事実を知れば判る。多くの熟練者と言われる人間は殆んどが中高年、熟練者が迷い滑落との事実も多くある。遭難など何方も何度もしない、全て初めての経験、初めて迷えば前後不覚、今まで迷った事が無いのでどのような状況に成るかは何方も判らない。有るのは冷静な判断のみ。

 そんな冷静な判断が出来ると思われた日本で有名だった知った登山家も滑落で死んだ。そんな今の私の山のお守りは、其の方の残した切れたロープの断片とカナビラ、当然お祓い済み。山に登れば誰でも無事に家まで帰りたい、そんな思いは誰しも同じだが、山の危険は山に登れば何時も直ぐ横に有る。

 其れが嫌なら、行くな行かすな。山は何時も感動と達成感をくれるが、そんな安易な物では無い。低山しかり、高山なら余計。高山は誰もが注意するので、発生率が低く見えているだけ。侮った低山ほど遭難事故は良く起こっている。

 そして、山で怖いのは雷。昔、雷警報機なる物が販売されていた。小生も買った。当時の価格で4〜5000円したと思う。警報が鳴れば鳴らない所に退避と説明書に書かれていた。この警報機、山の稜線で鳴った。しかし、少々移動しても、岩の下に逃れても鳴り止まなかった。そう、電界警報機、一体の電界は上がるので何処にいても同様で、落ちるか落ちないか、何処に落ちるかは運でしかない。なので、この警報機、数年で消えた(爆)。

 山の雷、見ていれば判る、稲妻は雲の中を稜線に沿って横に走るし、しかも長い時間走る。

 岩山に登れば落石の危険もある。富士山に登られた方は見られただろうか?。見ていない方は注意力散漫、斜面に1m程度の大きさの落ちそうな岩は幾らでも有る。

 その危険を回避するための岩止めの鉄の杭を見られた事が有るだろうか?。是は皆が昇られる参道横に幾らでも見る事が出来る。

 こんなので大丈夫?と思える杭で止めて有る。見れば相当な危険性を孕んでいる。其れが富士山と言う山なのである。皆が簡単に登れる山、富士山もそんな山である。遠くから見れば綺麗な山では有るが、危険な山で未だ活火山に違いない。

 危険を知って行動する。知らないなら行動すべきで無い。しかし、知っても出発するのもアウトドア、是も事実と小生は思う。

 アウトドア、必要なのはリスク回避の知識と何時までも冷静な判断と体力、其れらに自分で責任が取れないなら、行くべき、行かすべきでは無い。

 アウトドア、全て自己責任から出発する。そして、アウトドアのプロとは、その場の知識あり、体力・精神力あり、リスク回避が出来る人間を言う。其れでも、自然相手に事故は起こる。

 今回、中学生とその引率の先生の12名が遭難?した。遭難の文字に?を附けたのは、1日・2日の安全を考えたビバーグを遭難と言うかどうかを小生が判断出来ない為である。ビバーグも計画の内。無事見つかり、中学生の顔に悲壮感が全く無かった事が何より。無事だった事で、この中学生達は本当にいい体験をしたと思う。

 これ等の事を、何時もテレビのナレーターのコメントを違和感無く受け止めてる人に、いくら説明してもこれ等の事は判らない。そのような方は、お子さんを自分以外の人間とは何処にも行かさない事です。

 親と一緒なら、何が起きても責任は全て親に有る、責任転嫁も何も無い。

 この言葉、現代の報道関係者全てに送る。

※ 中高年山岳事故:
 http://m-jun.seesaa.net/article/115548722.html
※ 侮る無かれ夏の富士登山:
 http://m-jun.seesaa.net/article/115817230.html
※ 夏の富士登山:
 http://m-jun.seesaa.net/article/115817197.html
※ 登って来ました〜・夏の富士登山:
 http://m-jun.seesaa.net/article/115548732.html
※ 富士登山に於ける注意点:
 http://m-jun.seesaa.net/article/115816475.html
※ 記事・「比良山系(低山)登山とその危険性」へのアクセス:
 http://m-jun.seesaa.net/article/282773085.html
※ そうだ!旅に出よう!!!・国有林への入林許可:
 http://m-jun.seesaa.net/article/143417797.html
※ 安全な登山をするために・・・:
 http://m-jun.seesaa.net/article/115548572.html
※ 中高年山岳事故:
 http://m-jun.seesaa.net/article/115548722.html
※ 昨年の山岳遭難は過去最多!:
 http://m-jun.seesaa.net/article/115817204.html
※ 登山・ハイキング・計画の危険性:
 http://m-jun.seesaa.net/article/115816191.html
※ 比良山系は「魔の山」:
 http://m-jun.seesaa.net/article/115816190.html
※ 比良山系(低山)登山とその危険性:
 http://m-jun.seesaa.net/article/115816187.html

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